人気ブログランキング | 話題のタグを見る

続々・荘厳さん その4(黒荘厳さんとか)

※106のメール欄「前書いた告白SSの続き。荘厳さんぽくなくてごめん(;・ω・)」


106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/07(月) 23:26 ID:JSGj2U5EO
目を覚ますと、見慣れた天井が目に映る。
少しだけベッドの上で背伸び。
いつも通りの朝。
なのにこんなに心地がいいのは、きっと隣りで眠っている天使のおかげ。

~朝~

いくら見ていても飽きない。
初めて彼女に抱いた印象が現在進行形で継続中。
少しだけ乱れた長い髪を手で梳きつつ、寝顔を眺める。
整った目鼻立ち、柔らかな唇。
…本当に、可愛い。



107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/07(月) 23:27 ID:JSGj2U5EO
「んぅ…」
「あ、起きた?」
「…おはようございます」

まだまどろんでいる表情。
寝ぼけた瞼を擦って、意識の目覚めを待っている。
…自分の中の悪戯心がひょいと顔を出す。

「荘厳さん、朝起きたらする事があったよね?」
「はい…何でしたっけ…?」
「…忘れた?」
「すみません…」
「じゃあ、目を瞑って?」
「はい…」

目を瞑って少しだけ顔を上に向けた表情も可愛い…と考える時間が無いのが、とても残念。
少し開いた唇に唇を重ねる。長い間息をするのも忘れて苦しくなったのか。
彼女が本当に目覚める。



108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/07(月) 23:28 ID:JSGj2U5EO
「お、男様っ!?」
「おはよう、荘厳さん」
「お、おはようございます…じゃなくて、朝から何をしてるんですか!?」

そういう彼女のほっぺたは、林檎に負けない程赤くて。
衝動的に、思わず抱き締める。

「んっ…」
「嫌、だった?」
「…嫌じゃありませんけど、する時はきちんと」
「なら、」

言葉を遮って続ける。

「目を閉じてくれませんか?」
「…分かりましたよ、もぅ…」

不満そうに言う君も、とても眩しい笑顔。
きっと今、二人が世界中で一番幸せ。
そんな朝のこと。


109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/07(月) 23:31 ID:JSGj2U5EO
という訳で、恥ずかしいので寝る
まだ顔が熱い(;・ω・)
頼むから叩かんといて~



________________________________________________________



57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/07(月) 17:56 ID:vCo3fDUh0
>>55
IDが超プラス思考



62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/07(月) 18:45 ID:+m++Cn9p0
>>57うはwwwマジだwww
そんなわけでめげずにネタ投下。なんとなく以前投下した黒荘厳さんの続き

あの日、夢であの美しすぎる少女と邂逅してから、俺は思考のほとんどがその少女で占められていた。
威圧感を感じるほどの美しさに、俺はすっかり魅了されてしまっていた。
そう、あれは夢だ。夢に出てきた少女に魅了されるなんて、自分でも愚かしいと思う。
しかしそれでも、脳が勝手に彼女のイメージを繰り返し再生し、俺に忘れることをさせてくれない。
ベッドの中で、俺はまたあの少女に会いたいと思いながら瞳を閉じた。

気付くとまたあの部屋にいた。
広い部屋、古めかしい家具、大きなシャンデリア。
心拍数が上がった。きっと、ここには彼女がいる。
黒荘厳「…また会いましたわね」
やっぱり、いた。彼女は以前と同じように、薄暗い部屋の隅に立っていた。
男「……また、会えた」
ベッドから上半身を起こす。彼女の姿をじっと見つめる。
頭の中にあったイメージより、実際に見る彼女のほうが数倍も美しかった。きっと俺の頭では、彼女の美しさを再現することすら出来ないのだ。
黒荘厳「会えた…?違いますわ。あなたが、私を呼んでくださったのでしょう?」
男「俺が……呼んだ?君を?」
黒荘厳「ええ…うれしいですわ、男様に呼んでいただいて……」


63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/07(月) 18:46 ID:+m++Cn9p0
彼女はそう言って、口角だけをわずかに上げた。突き刺すような視線とのギャップに、身震いする。
いつかと同じように、一歩一歩こちらに近づいてくる彼女。
いつかと同じように、指先すら動かすことの出来ない俺。
黒荘厳「男様は、本当に良い子ですわ……」
男「…どうも…ありがとうございます」
口から漏れた言葉は、自然と敬語になっていた。彼女に対しては、そうしなければいけない気がした。
黒荘厳「ふふ…もう少し…もう少しですわ」
彼女は満足げに微笑んで、すけるような白い指で俺の頬をなでる。
氷のようなそれに身震いしながら彼女を見つめた。鈍く輝く金色の瞳に吸い込まれる。俺の、何もかもが。
頬、あご、首筋…彼女の指になでられた部分が、温度を失う。
そして唇に柔らかな感触を感じたときには、俺はすでに息をすることすら忘れるほどに彼女に魅了されていた。
喘ぐように呼吸する俺を見下ろしてから、彼女は形の良い唇を舌で舐めた。この上なく扇情的な光景。
そして彼女はいつかと同じように、俺の首筋に顔をうずめた。長い髪の毛が頬をなでる。

俺は、そこで意識を手放した。


やっぱこういうののほうが書きやすいなwww


64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/07(月) 18:52 ID:2gx09xnz0
昨晩の映画予告の人か
黒は自然とエロくなるよな



65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/07(月) 18:55 ID:+m++Cn9p0
>>64
それ俺違うよ
俺は前スレ798書いた者です


66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/07(月) 18:57 ID:2gx09xnz0
あ、そういやそうだな。ごめんよ。

とりあえずその調子でがんばって!



69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/07(月) 19:09 ID:+m++Cn9p0
>>66
もうネタがないからがんばれないwww

……orz

前にもくそ長い続き物やっちゃったし、多分続きは書かない…と思う



70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/07(月) 19:12 ID:PnhBXrpEO
黒は難しいよな
どうしても狂うとかエロな流れにしかならんよ
ネタが思い浮かばぬい……
by SouGons | 2006-08-09 23:15 | 荘厳さん


<< 最後の荘厳さん 続々・荘厳さん その3(荘厳さ... >>