カテゴリ:荘厳さん( 44 )

続・荘厳さん その7

460 名前:上 投稿日:2006/08/05(土) 16:36 ID:waCd/5+rO
修学旅行ネタを見てインスパイアされたので書いてみた。反省は…これからするw

修学旅行先の土産物屋にて

友A「なーこれなんかどうよ?『根性』Tシャツ」
男「いかにもなダサいデザイン。ありがちだな」
友B「こんなもん着るやつの顔が見てみたいぜw」
男「といいつつ買ってるお前は何だ」
友B「これはお前の物だ。着て笑い物になるがいい」
男「嫌がらせかよ」

荘厳「まあ!すてきなお洋服ですわ!店員さん、これを一つ頂けないかしら」
三人「「「荘厳さん!!?」」」



462 名前:下 投稿日:2006/08/05(土) 16:38 ID:waCd/5+rO
旅館にて

友A「しっかしセンスのかけらもないシャツだな」
男「しかも笑われるかと思ったら呆れられたし…もう死にたいorz」
友B「む、BGMが優雅に響いてくるぞ。あれは風呂上がりの荘厳さんだな」
友A「肌のツヤ、濡れ髪の輝きがオーラをいっそう強めているな…ってあのTシャツは!」
荘厳「男様、こんばんは」
男「こ、こんばんは」
荘厳「あら、男様もそのTシャツをお求めになったのですか。すてきなデザインですものね」
男「そ、そうですか…?」
荘厳「あっ、私と男様はペアルックだわ…なんだか恥ずかしいですわ(////)」
友A「な、なぜだ!?ペアルックのはずなのに同じ服に見えん!」
友B「男のは情けないシャツにしか見えないが荘厳さんが着ると優雅なバスローブのようだ!」
教師「お前らさっさと自分の部屋にもd…ここは高級ホテルだったっけ?」
生徒「いつの間にかボロ床がふかふかの絨毯に!?」
従業員「支配人ー!VIPのお客様がー!」



荘厳さんはちょっとセンスがずれてるというネタだったんだが…
収集つかなくなった('A`)



464 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 16:47 ID:5IisBuTl0
>>462
俺の中の荘厳さんのイメージぴったりだ
GJ



459 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 16:34 ID:1FjvQGuH0
流れに乗じてお題イボンヌしてみる



461 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 16:37 ID:n7cybMBhO
>>459
キャンプでいってみよう



471 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 17:42 ID:1FjvQGuH0
~キャンプ~

男「炊事係は荘厳さんか・・・(テントがピラミッドにしか見えないなぁ…)」
友1「これは期待できますね」
友2「キャンプでフレンチフルコースみたいのが出てきたらどうするよw」
男「さすがにそれは無い・・・と思う」
友1「でも荘厳さん、食材何も持って来てなかったぜ・・・?」
男「・・・・・聞かなければよかった気がする」
友2「と、いうことはまさか食材は現地調達か・・・?」
男「・・・・・・この山なんか採れたっけ・・・・?」
三人「・・・・・・・・・・」

三人(((それでも荘厳さんなら・・・荘厳さんならきっと何とかしてくれる・・・!)))


荘「できましたよ~」
男「おおっ!普通に美味そう(に見える!)」
荘「どうぞお召し上がりください」
男「凄いな荘厳さん・・・食材、何も持って来なかったんだよね?」
荘「えぇ、食材はこちらの山に来てから採集しましたわ」
友1&2「 い た だ き ま す ! 」パクッ
男「で、ちなみに食材は何です?」
荘「カエルさんの卵とこちらのキレイな模様のキノコですわ」
友1&2「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
男「荘厳さん!!!」


その後友人二人は病院に運ばれ一週間ほど入院したという。



474 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 18:11 ID:IPB1ZsE80
男「しかし、荘厳さんって別にフツウの家の出なんだよな…お父上のオーラは異常だけど」
友「だな。荘厳さんとお父上が留守の家はどうみてもフツウの一戸建てだな」
男「それなのに、なんであんなに口調がお嬢様なんだろうなぁと思ってさ……」
友「そう言われればそうだな…」

男「荘厳さん、どうして荘厳さんはそんなに丁寧口調なんだ?」
荘厳「え…?」
男「いや、家族の人もそんな喋り方しないし…」
荘厳「私、普通に喋っているつもりなのですけれども…」
男「へ?」
荘厳「何か喋り方、おかしいでしょうか…?」
男「あ、いや…何も…」


男「荘厳さんの声を録音したテープで録音してみた……
  荘厳さんからはなれたところで聞けば、荘厳オーラも薄れるはずだ…」

荘厳『あ、男君。今日はすごい雨だねぇ…』
男「荘厳さんnんんんんんnっ!?」



476 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 18:13 ID:bZmCnrRr0
>>474新事実ktkrwwwwwwww



478 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 18:15 ID:4xe/lBCZO
荘厳家族にシリアスな兄がいなかった昔が懐かしく思われる今日。
しつこいですが、>>1のネタをまた読みたいです。何か出るまで誉め続けるからね。



479 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 18:15 ID:IPB1ZsE80
>>478
今書いたよ…('A`)



484 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 18:44 ID:4xe/lBCZO
>>479
やはりそうだったか…いや、そうかなとは思ってたんだよ(汗)
さすが>>1、こんなアイデア、お前意外の誰にも思いつかないぜ。もっと書いてくれよw



526 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 21:32 ID:cD62SILR0
荘厳「あの、男様・・・」
男「ん?どうしたの荘厳さん」
荘厳「今度の休み、お暇ではありませんか・・・?」
男「・・・?特に予定は無いけど?」
荘厳「あの、よろしければお父様の仕事のお手伝いをお願いできないかと・・・」
男「荘厳さんのお父さんの?ま、まぁ暇だからいいけど・・・なんで俺なんだ?」
荘厳「そ、その・・・いつもはお兄様が手伝っているそうなのですが、怪我をされてしまって・・・」
男「そうか・・・大変だね・・・で、具体的には何をするの?その仕事って」
荘厳「お父様の漁船なんですけど」
男「・・・ノアの箱舟だって?」
荘厳「?いえ、イカ漁船です・・・」
男「は、箱舟・・・確か、あれは人間は神に選ばれた者しか乗れないという・・・」
荘厳「あ、あの・・・箱舟ではなくて、ぎょs」
男「だから、それに荘厳さんのご家族が選ばれたのか・・・まぁ、当然だろうな・・・」
荘厳「あの~」
男「でも、でもそんな!俺なんかが乗れるわけが無いじゃないか!!」
荘厳「ひゃひっ!」
男「荘厳さん、なんで俺を選んでくれたのかは分からないけれど・・・箱舟には荘厳さんが乗るべきだ!」
荘厳「で、ですからぁ」
男「きっと俺が乗ってしまえば・・・神の怒りに触れて船ごと沈められてしまうだろう・・・
  そんなことはあっちゃいけない・・・荘厳さんでなければ駄目なんだ・・・!」
荘厳「お、男様・・・」
男「だから・・・俺のことは構わずに、新世界を築いてくれっ」
荘厳「お、仰ることが良く分かりませんが・・・分かりましたわ、男様がそこまで言うのならば」

数日後、夜になると水平線が明るく白むことで有名な海が、その日はよりいっそう光っていたそうな



531 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 21:47 ID:1wGIyNOs0
マンガ日本昔話的語り口調SSとかも面白そうだなw

そして荘厳さんが炊いてくれたご飯はきっと
その一粒一粒がピンと立ち、光り輝いているに違いない
という俺の妄想



562 名前:流れを読まず投下 投稿日:2006/08/05(土) 23:35 ID:n7cybMBhO
女装コンテスト本番前にて

男「ほ、ホントにこんな格好でステージに立つのか!?」
友「じゃんけんで負けたろ。着替え終わったか。カーテン開けるぞ!」
男「ちょ、待てって…」

シャッ(カーテンが開く

友「お前…」
男「う、うるさい!笑うなら早く笑えよ!」
友「いや、すっげぇ美じ…

ガラッ(扉の開く音

荘厳「男様っ!」
男「荘厳さん!?ちょ、カーテン早く閉めろ!」
友「わかっ…ッ!体が動かない!」
荘厳「な、なんて素敵な格好なんでしょう!」
男「ちょ、荘厳さん落ち着いて…って眩しい!なんかいつも以上に眩しい!?」
荘厳「さあ、行きましょう!え、ステージに立たないといけない?構いません!いざ、二人の桃源郷へ!」
男「ええっ!?ってうわ凄い力で引き寄せられる!誰か助けてくれえぇぁぁぁぁ…」


友「いつも以上に白百合が咲いてたな…」
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by SouGons | 2006-08-07 00:15 | 荘厳さん

新感覚荘厳オーラADV『ムダにそうごんっ!!』(通称・シリアス荘厳) 荘厳ED2

489 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 18:59 ID:wGfffsl60
>>452GJ
まぁおれはいわゆるシリアス荘厳始めちゃった人なのだが俺流ED書けたから俺も投下するよ?空気なんか読まないよ?はいとうかー

 私は、最低な女だ。
 あの人の傍にいたいと駄々をこねて、その結果彼が縛られることまで考えていなかった。
 いや、実際は分かっていたんだろう。分かっていて、あんなことを言ったのだ。
 そしてまた我侭を言い、今度はお兄様を傷つけてしまった。
 これは今回に限った話ではない。私はこれまで、私に関わったばかりに不幸になる人を何人も見てきた。
 その結果、彼らが私を恨んでくれたならどれだけ楽だっただろう。  
 しかし彼らは皆口を揃えて「自分達は幸せだ」「荘厳様、ありがとう」と言ってくれる。
 私はそれが、辛かった。
 その言葉を聴いて、何度罪の意識に苛まれたか。
 だけど。
 そんな日々も、彼が居れば、平気だった。
 いや、そうじゃない。
 彼が居れば、周りの人々がどれだけ不幸になっても、私は構わなかったのだ。
 これまで自分の所為で周りの人々が不幸になることに耐えられなかった女が、
 一人の男性の所為で周りの人々が不幸になることを、厭わなかった。
 さらにここで、私は二つの大罪を犯してしまったのだ。
 一つは自分の私欲のために周りの人々の不幸を肯定していた罪。
 そしてもう一つは、その罪を男様に背負わせていた罪。
 そうなのだ、私は周りの人々が不幸にする罪に『男様を思うあまり』という理由をつけて、無意識のうちに彼に背負わせていたのだ。
 私は、なんと穢れた女なのだろう。
 なんという、罪深い、命。
 私が犯したのは、許されざる、大罪。
 ならば、その罪を償わなければいけないだろう。
 この罪深い命を、捧げなければならないだろう。
 私さえ居なければ、だれも不幸になることは無かった。
 私さえ居なければ、男様が罪を背負うことも無かった。
 私さえ、居なければ……



491 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 19:00 ID:wGfffsl60
 四限目が終わり、昼休み。
 俺は教室の隅、一人で弁当をつつく。
 弁当箱はもちろん重箱などではなく、アルミ素材のそっけないもの。
 もう、重箱に入れられた、妙に光り輝く高級弁当を持ってきてくれる彼女は居ない。
 俺は自分のそんな思考に、自嘲気味にニヤリと笑った。
 俺は教室の隅、タコ型に切られたウィンナーをパクつく。
 最近元気が無い俺にと、妹が作ってくれたものだ。
 俺はそれを無感動に咀嚼する。
 俺はウィンナーをもう一切れ口に放り込みながら、どこからとも無く聞こえてくるヒソヒソ声を耳にした。
「……ハハッ 見ろよ今日のあいつの弁当。タコさんウィンナーだぜwwww」
「うわぁ、なんかニヤニヤしながら食べてるよ、荘厳さんが作ってくれてるとでも妄想してるのかしら」
「うわwwマジきめぇwww やっぱストーカーはやることが違うぜww」
「でも、あいつが犯罪に手を染めなくてよかったよ。このクラスから逮捕者なんて出たら、荘厳さんが悲しむ」
「あの人は優しいからなぁ……」
「でもちょっと無防備すぎるわ。ああだからあんな虫がつくのよ」
「ハハハ! 違いねぇww」
 あの『俺に話しかけるな』発言以来、荘厳さんはあからさまに俺を避けるようになり、廊下ですれ違うだけで嫌な顔をするようになった。
 もし彼女にそんな意識はなかったとしても、少なくとも俺やクラスメイト達にはそう見えた。
 そんなことがあった所為で、俺は現在、教室内で村八分にされている。
 信仰とは、恐ろしいものだ。自分の崇拝する者が少し嫌う素振りを見せただけで、どんなに親しかった友人も、簡単に手のひらを返す。
 だが俺は、別にそんなことを気にしちゃいない。
 むしろこれで荘厳さんの心の傷が、痛みが、少しでも軽減されたかと思うと、むしろ幸せな気分だった。
 分かっている。そんなものが自己満足で、そんなことをしても彼女は喜ばないことを。
 だが、こんなことを考える時点で、もはや俺に荘厳さんの傍にいる資格は無いのである。
 俺は、それがわかっていないクラスメイト共を見た。
 自分が荘厳さんを傷つけていることにも気づいていない愚かな連中。
 俺はこいつらより荘厳さんのことを知っているんだ。
 クラス連中共、何とでも言うがいいさ。俺には負け犬の遠吠えにしか聞こえんがな。
 俺は嘲るような表情を浮かべると、再びウィンナーを口に含んだ。
 いくつあるんだ、このタコ。



492 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 19:00 ID:wGfffsl60
 そこで、クラスメイトの一人が教室に入って来た。
 入ってくるなり口を開く。
「ねぇ、荘厳さん知らない?」
「あの人学食派でしょ?食堂に居なかったの?」
「うん。てか、学食にいなかったからさがしてるのさ」
「おかしいわね、あの人食べるのあまり早くないから、この時間まだ食堂に居るはずなのに」
 俺の脳が警鐘をならす。嫌な予感。
 ぼんやりしていた頭が唐突に鋭さを増す。
 何故だろう、すごく、嫌な予感が……
「あぁ、荘厳さんなら俺さっき見たよ?」
「えー? どこで?」
「んーと……東校舎の四階」
 俺の予感が、ほぼ確信に変わる。
 何故だか分からない。
 しかし俺は、その時確かに荘厳さんの声を聞いたのだ。
『ワタクシサエ、イナケレバ――』
 俺は反射的に席を立つと、ズカズカと荘厳さんを見たという男子生徒の襟首をつかみあげていた。
「ヒィ――!!」
 軽く悲鳴を上げる男子生徒。しかし俺は構わず自分の聞きたいことだけを聞く。
「いつだ!?」
「へ―― え?」
「お前が荘厳さんを見たのはいつだっ!!」
 ギリギリと俺は男子生徒の首を締め上げる。
「さ、ついさっき……だよ。五分くらい前……俺さっきまでクー先生に用事があっ……く、くるし――」
 俺は男子生徒を突き飛ばし、気づけば廊下を走っていた。
 間に合う――今ならまだ!!!



493 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 19:01 ID:wGfffsl60
 この学校には、中庭をはさむように二つの校舎が建っている。
 生徒はそれぞれ、西に建っているを方を『西校舎』その反対側を『東校舎』と呼んでいる。
 西校舎は三階建てで、屋上があり、そこは常時開放されていて、生徒達の憩いの場とされている。
 東校舎は四階建てで、こちらにも屋上があるが、こちらへの進入は許可されていない。
 これは西校舎の屋上に比べ、東校舎のフェンスが簡単によじ登れるくらい低いからだそうだ。
 なんでも昔、女子生徒がそこから飛び降りたとか飛び降りてないとか、そんな噂もある。
 そして俺の教室は西校舎一階だ。
 俺は全力疾走で廊下を駆け抜け、階段を駆け上り、二階の割り廊下を通って東校舎へ。
そのまま息をつく間もなく四階まで上がり、廊下の端にある階段を上る。途中にある立ち入り禁止のロープを飛び越え屋上へと続く扉を開けた。
 案の定、鍵はかかっていなかった。



494 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 19:01 ID:wGfffsl60
 俺の視線の先、フェンスを越えた向こう側、僅かな屋上の縁の上、そこに、黒い艶やかな髪を風になびかせる、少女が居た。
 少女は扉の開く音に気づいたのか、こちらを振り向いた。
「あら、男様。 ここは立ち入り禁止ですのよ?」
「それは……ハァ――……俺の、台詞……だ――ハァ、ハァ」
 俺はゼイゼイと息をしながら荘厳さんに話しかける」
「どうして、こんな――」
「私が罪を犯したからですわ」
 罪? 罪だと? 清廉潔白を絵に描いたような彼女に、罪などあるはずがない。
「何を、言って……る」
「私が生きていると、周りの人々を不幸にします」
 彼女は、キッパリと、何の迷いも無く告げる。
「私が居ると、男様に迷惑を掛けます。今だって、私の所為で……男様は」
 そこで彼女が、顔をうつむかせる。
 悲しそうな、表情で。
 やめろ――やめろよ、だからやめろってば!! 俺はお前のそんな顔見たくねぇんだよ!! クソッ! どいつもこいつも腹立たしい! 
目の前に居るこの女も! こいつの、馬鹿馬鹿しい話ばかりする兄貴も! 荘厳のことを何もわかっちゃいねぇクラスメート達も! 
荘厳の気持ちを分かっていながらも彼女を傷つけることしかできない俺も!!
 そしてその中で、最も腹立たしく愚かしい俺よ!
 なぜ彼女の気持ちを分かってやらない!?
 なぜ彼女を傷つけることしかできない!?
 なぜ彼女を救ってやらない!?
 なぜ彼女の思いに答えることができない!?
 お前の気持ちは分かってるんだ!
 お前が荘厳のことをどう思ってるかはお見通しなんだよ!
 ならなぜ思うとおりに行動しない!?
 思ったなら! それが最善の方法だと思ったのなら! なぜ実行に移さない! 
 楽な方ばっかり! 選んでるんじゃねぇ!!



495 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 19:02 ID:wGfffsl60
「荘厳さん――荘厳!!」
 俺は気づけば、叫んでいた。
 荘厳さんが、俺を驚いたように凝視していた。
 そうだ、そうだったんだよ。俺は怖かったんだ、荘厳さんに思いを告げて拒否されるのが、荘厳さんの傍に居られなくなることが。
だから俺は荘厳さんの奴隷になることを選んだ。臆病な俺は、そういう形でしか荘厳さんの傍に居られなかった。たとえそれが、荘厳さんを傷つける道でしかなくとも。
 そうなんだ、あのときあいつが言ってたように、俺は自分の事しか考えちゃいなかった。
 だけどその所為で、荘厳さんは傷ついた。
 こんな風に追い詰められて、自ら命を絶とうと考えるほどに。
 でも、もういいんだ、荘厳さん。
 もうそんなことをしなくていいんだよ!
 俺は大きく息を吸って、今度こそ自分の意思で言葉を紡ぐ。
 俺は――
「君が好きだ! この世の誰より愛している!君と対等な―― 一人の男として!!」
 最後の勇気を、振り絞った。
「君が好きだ!」
 二度目の、告白。そして、
「そして、俺は一生君の傍に居続けたい! 奴隷としてでなく、パートナーとして! だから――」
 そう、だから――
「好きです! 付き合ってください!!」
 言った。
 俺は俺のやりたいようにやった。
 だから、どうなろうと、俺に悔いはない。
 くっ、と、荘厳さんが、顔を上げる。
 こちらを、見た。



496 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 19:02 ID:wGfffsl60
 視界が暗転。
 気付いたら俺は、地面にたたきつけられていた。
 いや、違う。
 、、、、、、、、、、、、
 自分からたたきつけたんだ。

 俺から、荘厳さんまでの距離は約5~6メートル。 
 それだけの距離を置きながら、俺はコンクリートの地面に擦り付けた額を上げることはできなかった。
 すさまじい、オーラ。
 これまでの荘厳さんとは比べ物にならない――いや、もはやこれとあれでは、オーラとしての質が違う。到底並べて考えられるものではない。
 本当に荘厳さんかと思わせる程の、冷たい、圧倒的な、支配者としての荘厳さ。
 どこまでも冷たく、厳格な威圧感。
 俺は、土下座とも言えない、ただ地に額をこすりつけただけのお粗末なポーズのまま、動くことができない。
「ふざけんじゃねぇぞ!!」
 信じられないが、荘厳さんの声だ。
 空気をピリピリと振動させる、張り詰めた絶叫だ。
「何が愛してるだ! パートナーだ! 付き合うだ! そんなの虫が良すぎだろうが! 自分に近寄るなと言っておいて何が傍にいたいだ! 
 ふざけんな! もう嫌だ! 嫌なんですのよ! 人を傷つけるのも! 傷つけられるのも! 嫌だよっ! 嫌だ! 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ! 
 皆嫌いだ! 私のことしか考えていない兄様も! 自分達のことしか考えずに勝手に不幸になっていく他人も! 自分のことも私のことも考えていない振りをする男様も! みんな大嫌いだ!
 みんな私を傷つける! みんな私に傷つけられる! そんなのもう嫌なんだよ! 嫌ならもう死ぬしかねぇじゃねぇかよ! いいじゃないの! もう諦めさせてよ!」



497 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 19:03 ID:wGfffsl60

 顔を上げられないのは、不幸中の幸いだった。
 今の荘厳さんの表情に、きっと俺はたえられないから。
 あぁ、俺は今まで何をしていたんだ。
 荘厳さんを救うなんて大それたことを言っておいて、いつの間にかこんなにも彼女を追い詰めていただなんて。
 俺は、なんとか動く口を動かす。
「だったら……俺が荘厳を守る! お前がもう傷つかなくてもいいように! 俺が守る!」
「そんなのできるわけありませんわ!」
 ゴォン!
 俺の言葉に反応したように、空気中の重苦しいオーラが倍増する。
「ふざけんじゃありませんわ!!! 口だけなら何とでもいえますわ! そう言ってまた私を裏切るのでしょう!? この前のように、兄様のように!!」
 分かってる、そんなのはしょせん絵空事だと分かってる。でも――それでも、俺はこんなところで引き下がれない!
「あぁそうさ! 確かに俺は口だけの男だよ! だがなぁ! 少なくとも俺はもうお前を傷つけないし! お前に傷つけられない!」
 俺は語る。絵空事だと分かっていても。彼女のために、ホラを吹く。
「お前の兄貴や母さんや妹がなんでお前に普通に接しているかわかるか!? それはな、お前のことをちゃんと知ってるからだ! お前のことをちゃんと考えてくれてるからだ!
 なんで俺やクラスメイト達がお前に他人行儀に接するかわかるか!? お前のことを知ろうとする俺たちを、お前が拒んだからだ! 
 過去に何があったかはしらねぇけど、だからって傷つくことを恐れるな! 楽な道ばっかり選ぶんじゃねぇ!」
「――!?」
 少し、力が緩む。俺はそれに抗い、顔を上げる。
 涙でぬれた、荘厳の顔を見る。
 そんな顔で、なくんじゃねぇ。



498 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 19:03 ID:wGfffsl60
「もしそれで傷ついても、その傷は俺が引き受ける! もしお前が他人を傷つけても、その罪は俺が変わりに背負う! 奴隷なんかじゃない、恋人として!」
 黄金に輝く天使に、俺は一歩一歩近づいていく。
 いや、それは天使じゃない。 俺にはただの、傷ついて自棄になっている可愛い女の子にしか見えない。
 俺を圧倒するオーラなんかもう出ていない。
 あの果てしなく長い道のりに見えた五メートルなど、実際歩いてみれば数歩だ。
「なんでですの! 何で近づいてこれますの!? 私が高貴な、触れてはいけない高みの存在に見えないんですの!?」
 ただの少女は、俺を見てわめく。
 大丈夫。もう、安心して。 
「男……様。あなた、もしや……」
 天と地ほどにあった差は、もはや完全に埋まっていた。俺は物理的にも、精神的にも、彼女の目の前に居る。
 腰の辺りまでしかないフェンス越しに、彼女の肩を掴む。
「ひっ!」
「怯えないで……もう、大丈夫だから」
「お、男様……うっ……えぐ……男様ぁ、男様ぁぁぁぁ―― うあ―――――――――!」
 声にならない、泣き声。
 俺は優しく、彼女を抱きしめる。
「好き、好きなんですの! 私も男様のことが好きですの!」
「あぁ、好きだ。俺も」
 だから、好きなだけ泣いていいんだ。
 BGMも、豪華な背景もいらない。荘厳な雰囲気もなく、ただ、ありのままの姿で。

 荘厳さんは、もう居ない。
 居るのは俺の、大切な人。 





















506 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 19:37 ID:wGfffsl60
いろいろ切羽詰った状況で描いたから文おかしくても文句言わない
しかも切羽詰った状況で投下したからいろいろ適当でも文句言わない

まぁこんな感じで俺の脳内エロゲ

新感覚荘厳オーラADV
『ムダにそうごんっ!!』

の荘厳エンドでした
途中で荘厳テラコワスでも泣かない
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by SouGons | 2006-08-06 20:41 | 荘厳さん

新感覚荘厳オーラADV『ムダにそうごんっ!!』(通称・シリアス荘厳) 荘厳ED1

437 名前:その1 投稿日:2006/08/05(土) 16:01 ID:H1Ju9+L60
>>359から
ちなみに前スレ943からのとか今までのシリアスなのとかから繋がってる感じで頼む
俺は前スレ943氏ではないが


その日、荘厳さんは学校に来なかった。
昨日自分があんなことを言ったせいなのだろうか。
「もう俺に話しかけないで」
我ながら、なんて酷い言葉だろう。あのときの荘厳さんの顔が、頭から離れない。
一瞬絶句した後の、悲しそうな笑顔。何もかもをあきらめたような笑顔。
見ているこっちが泣きたくなるほど、美しく、しかし胸がつまるような笑顔。
それとも、そうみえたのはただの自惚れなのだろうか。
彼女にとっての俺が、彼女の兄が言うようなものだとは、どうしても思えない。
いや、違う…正確に言うなら、思いたくなかった。
そうだとするなら、俺は彼女を傷つけることしか出来ないから。



438 名前:その2 投稿日:2006/08/05(土) 16:02 ID:H1Ju9+L60
荘厳さんのいない教室は、文字通り華がない。
いつも流れている優雅なBGMも、輝くような眩しさも、ない。
寂しいと思う。心にぽっかり穴が開いたような寂しさ。
それは果たして、荘厳さんのオーラに、俺が魅せられているからなのか。
それとも、純粋に荘厳さんがいないことに対する感情なのか。自分でもわからなかった。
友「荘厳さん1人いないだけで、随分雰囲気がかわっちまうもんだな…」
男「…ああ」
友「お前もなんかしまりがねーし。見舞いでも行ってやったらどうだ?」
男「……」
行けるわけがない。昨日あんなことを言ったばかりで。
しかしそんなこと、こいつに言えるわけがなかった。
言った時点で、俺はきっとこいつやクラスメイトや教師や、もしかしたら地域住民にも殺されかねない。
それほどまでに、彼女は誰もを魅了して止まない何かを持っている。
そして、俺も…
男「悪い、俺先帰るわ」
友「え、あ、ああ…」
力のない足取りで教室を後にする。背中に、友の視線を感じた。
良かったんだ、これで。心の中で自分に言い聞かせた。
荘厳さんは強い人だ。俺1人が何か言ったから学校を休むなんてこと、あるわけがない。



441 名前:その3 投稿日:2006/08/05(土) 16:03 ID:H1Ju9+L60

「…よぉ」
校門のところに立っていたその人は、俺を見つけると憎たらしいほどの笑顔で片手を挙げた。
顔を合わせることが出来ない。俯いたままその横を通り抜けようとした俺の腕を、荘厳さんの兄は無言で掴んだ。
男「…離してください」
兄「……」
荘厳さんの兄は何も言わない。
思わず睨みつけるような視線を向けると、先ほどの笑顔とはうってかわった、怒りとも憐憫ともつかない表情でただこちらを見つめていた。
言葉に詰まる。何を言えばいいのかわからない。
下校する生徒たちが、好奇の視線を向けているのがわかった。
男「……離し」
兄「荘厳が学校を休んだのは、お前のせいだ」
男「っ!!」
いきなり、直球できやがった。
言葉を返すことなど出来るわけがなく、押し黙る。
荘厳さんの兄は、それ以上何も言わなかった。ただ黙ったまま、俺から視線を外そうとしない。
なにがしたいんだ、こいつは。
そんなことを俺に伝えて、なんになる。謝れっていうのか?
俺に、何を求めている?俺は、ただの男子高校生だ。
荘厳さんのような人と、そもそも交われるような人間じゃないんだ。
思ったことは、そのまま口から溢れていた。
男「……俺に、どうしろって言うんですか」




442 名前:その4 投稿日:2006/08/05(土) 16:03 ID:H1Ju9+L60

兄「何?」
男「関わるなって言ったかと思えば、恋人になってくれとか…俺に、一体どうしろって言うんですか!?」
大声で叫んだ俺に、通行人の視線が突き刺さった。
変な誤解を与えたかもしれない。しかし、そんなことを気にしている余裕はなかった。
兄「……どうして欲しいんだろうな」
ぽつりと、荘厳さんの兄は吐き出すように呟いた。
俺の腕を掴んでいた手に、力が入ったのがわかる。
お互いに、何かを堪えていた。泣きたいのか叫びたいのかよくわからないもやもやを、どう言葉にしていいのかわからないでいた。
兄「……お前のせいだけじゃない。俺のせいでもある」
男「…え?」
兄「俺は、知らなかったんだ。わからなかったんだ。荘厳の中で、お前がどれだけ大きい存在か」
腕は痣が出来るほどの力で掴まれていた。
しかし、脳が痛みを感じることすら出来ないほどに、様々な感情が俺の中で渦巻いていた。
男「荘厳さんが……俺、を?」
兄「……荘厳はな、知ってたんだ。お前の気持ちも、俺の考えも、全部」
男「!!!」
鈍器で、思い切り頭を殴られたような衝撃だった。
知っていた?荘厳さんが、俺がどんな思いで彼女と接していたのかを?
男「……嘘だろ? だって、荘厳さんは何も言わなかった。いつも笑顔で、いつも輝いてて…」
兄「知ってたんだよ。それでも、何も言わなかった。いや、どれだけ傷ついても、何も言えなかった」
男「…言え…なかった?」
この人の言っていることが理解できない。
俺と話しているときの荘厳さんは、どんな表情だった?
笑顔だった。凛々しかった。輝いていた。
傷ついていたなんて、嘘だろ?
俺が、もうすでに彼女を傷つけていたなんて、嘘だろ?



443 名前:その5 投稿日:2006/08/05(土) 16:04 ID:H1Ju9+L60

男「どうして…」
兄「聞くのか? わかるだろ……お前の側にいたかったからだよ」
男「……」
兄「お前が堕ちても、側にいてくれればいい。対等じゃなくても、側にいてくれればいい」
男「っ…な…」
兄「昨日、荘厳がそう言った」
今度こそ、嘘だと叫びたかった。荘厳さんがそんなこと言うわけない。
そんなこと……
兄「信じられないか?」
言葉に出来ず、小さく頷くことしか出来なかった。
兄「だったら、自分で確かめるんだな」
荘厳さんの兄は、そう言って俺のポケットに何かを突っ込み、踵を返した。
俺はそこで、やっと腕を掴まれたままだったことを思い出した。
真っ赤な手の痕が、そこにくっきりと刻まれている。
それを、数秒間じっと見つめて、ようやく痛みを覚え始めた。
ずきずきとした痛みが走るたびに、ぐちゃぐちゃになっていた頭の中が、だんだんと何をすべきかを理解し始める。
ポケットに触れると、そこに入れられた鍵がちゃりちゃりという音を立てる。
俺は、彼が向かったのとは逆の方向…荘厳さんの家に向かって、歩き出した。



447 名前:その6 投稿日:2006/08/05(土) 16:19 ID:H1Ju9+L60

学校を休むなんて、いつ以来だろう。ずる休みなんてしたのは、もちろん生まれて初めてだ。
散々泣いて、泣いて、泣いて…今は、少し落ち着いた。
カーテンを閉め切った、薄暗い自分の部屋のベッドに寝転がって、ただぼんやりと天井を見つめていた。
お父様もお母様も、今は家にいない。さっきまで家にいたお兄様も、つい先ほど出かけたようだった。
静寂が支配する空間に、1人。いつもなら寂しさを感じるけれど、今はそれが心地よい。
前日に泣き疲れて十分な睡眠はとっていたが、しかしまた、瞼は重みを増してきた。
このまま寝てしまおう。
寝ている間は、何も考えなくてすむ。
せめて夢の中では、と思いかけて、しかし起きたときの絶望を思い、すぐに打ち消した。
夢は見なくていい。ただ、なにも考えたくない……
悲しい願いとともに、目を閉じた。



448 名前:その7 投稿日:2006/08/05(土) 16:19 ID:H1Ju9+L60

そのまままどろみに堕ちかけたとき、唐突に鳴り響くインターホンが私のそれを妨げた。
けれど、起きようとは思わない。
悪いけれど、居留守を使わせてもらおう。泣きはらした酷い顔で、来客を迎えることは流石に出来ない。
もしかしたらお兄様が帰ってきただけかもしれないという希望的観測の元、私は無視することを決意した。
耳障りなインターホンはすぐに鳴り止み、今度は玄関の開く音と、階段を上る足音が聞こえてくる。
やはりお兄様が帰ってきただけだと安心して、再び目を閉じた。
足音は私の部屋を通り過ぎて、その奥にあるお兄様の部屋へと向かう…という予想に反して、私の部屋の前で止まった。
続いて控えめなノックの音が聞こえる。
荘厳「…今は、お兄様と話すことはありませんわ」
なるべく強い口調で、そのノックを拒否した。昨日の夜の言い争い以来、お兄様と一言も会話を交わしていない。
ドアの向こうにいるお兄様は、それでも再びドアをノックする。
荘厳「……」
今度は無言で、それを拒絶した。本当に、今更お兄様と話すことなんてなにもない。
お兄様から言われることも、何もない。
男「……俺だ」



449 名前:その8 投稿日:2006/08/05(土) 16:20 ID:H1Ju9+L60

ドアの向こう側から聞こえた声は、思っていた人物とは大きく違っていた。
予想外の自体に、驚いて言葉を出すことも出来なかった。
そして、気付く。これはきっと夢なんだ。
私は、神様を少し恨んだ。いくらなんでも、このタイミングで男様の夢を見るなんて。
男「荘厳さん…開けてくれなくてもいいから、俺の話を聞いて」
夢にしてははっきりと通った声で、男様は言った。
私はベッドから上半身を起こして、言うとおりに彼の言葉に耳を傾ける。
男「さっき、君のお兄さんに会った。荘厳さんが学校を休んだのは、俺のせいだって言われた」
荘厳「!! そんなこと…」
ありません、とはいえなかった。実際、私がこうしてベッドに寝ているのは、彼の言葉が原因でもあったから。
男「……俺は、怖かった。荘厳さんを傷つけるのが」
荘厳「……」
男「それに、荘厳さんを傷つけて、自分が傷つくのも怖かった」
 「俺は弱いから、その両方に耐えられなかった。だから、逃げようと思った」
 「でも…俺はもう、散々荘厳さんを、傷つけてたんだよな」
彼は、そう言って乾いた笑いを漏らした。
自嘲的な響きを持ったそれは、私の胸にも痛みを走らせる。
ドアをはさんだ沈黙は、しばらく続いた。
男「……俺は、荘厳さんが好きだ」
荘厳「!!!」



450 名前:その9 投稿日:2006/08/05(土) 16:21 ID:H1Ju9+L60

…あぁ、やっぱり夢だと、私は落胆する。
彼が、こんなことを言ってくれるはずがない。それでも、胸が高鳴るのを抑えられない。
男「ずっと、悩んでた。俺の気持ちが、荘厳さん自身に向けられたものなのか、それともただオーラに魅せられてただけなのか」
 「オーラに魅せられて、荘厳さんを崇めて…それなら、ますます荘厳さんを傷つける。そう思った」
 「でも、オーラだろうがなんだろうが、荘厳さんに魅せられたことは変わんなくて…くそっ、なんていえばいいのかわかんないけど…」
言葉が纏らないのか、男様はそこで言葉を切った。
私はすぐにでもドアを開けたいと思ったけれど、そうすると夢が覚めてしまうようで、出来なかった。
男「……多分、俺はこれから、またたくさん荘厳さんを傷つける」
 「俺にとって荘厳さんは、まだ手の届かない人で…でも、それでも、俺も側にいたいと思うから」
 「荘厳さんをどれだけ傷つけても、側にいたい。エゴかもしれないけど、そう思ってる」
 「…その代わりってわけじゃないけど、俺は、君にならどこまでも堕とされてもいい」
荘厳「…男様…」
涸れたと思った涙が、またこぼれてきた。でも、これは昨日の涙とは違う。
うれしくて流れる涙は、初めてだった。
荘厳「…でも…私は…」
あんなに酷いことを考えていた。
たとえ男様が堕ちることになっても、側にいてくれればいい、なんて、狂ったような考えを持っていた。
きっと、それは男様も知っている。お兄様から聞いているはずだから。
男「…俺は、うれしかったよ。荘厳さんがそんなに思ってくれてたなんて、思ってもみなかったから」
荘厳「…私は…私は…」
男「もう一回、言うよ。俺は、どれだけ荘厳さんを傷つけることになったとしても、荘厳さんの側にいたい。」
 「荘厳さんになら、俺はどこまでも堕とされてもいい」
 「……それでも、俺に応えてくれるなら…ドア、開けてくれ」
彼はそう言って、沈黙した。



451 名前:その10 投稿日:2006/08/05(土) 16:21 ID:H1Ju9+L60

私は、恐る恐るベッドに右手をついて、床へと足を下ろした。
まだ夢は覚めない。
恐る恐る、一歩一歩、ドアへと近づく。手が震えた。足も震えている。
もう、男様は何も言わなかった。でも、ドアの向こうに確かにいる。なんとなく、わかる。
震えたままの手で、ドアノブへと手を伸ばした。
まだ覚めないで。まだ…
ガチャリという音を立てて、ドアノブは回った。
男「…荘厳さん」
荘厳「男様っ!!」
思わず、抱きついた。
男様は、確かにそこにいた。体全体から温もりを感じる。
その温もりが、これが現実だと、はっきりと告げていた。それでもまだ、信じられない。
男「荘厳さん…」
彼の手が背中へと回った。私も、抱きしめる手に力を込める。
それに応えるように、彼も私を強く抱きしめた。
痛いくらいの抱擁。しかし、それで私はようやく、今の現実を信じることが出来た。
男「ごめん、荘厳さん、ごめん…」
荘厳「謝らないでください…私も、あなたをたくさん傷つけてしまったから…」
それ以上は、お互いに言葉にならなかった。

帰ってきたお兄様に男様が蹴られるまで、私たちはずっとそうして、抱きしめあっていた。


















482 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 18:38 ID:H1Ju9+L60
保守ついでに

荘厳「男様、喜んでくれるでしょうか…」
兄「…早いな。何作ってるんだ?」
荘厳「あらお兄様。今お弁当をつくってましたの」
兄「…2つあるのはなんでだ?」
荘厳「1つは私の分で、もう1つは…」
兄「…(俺の分とか?)」
荘厳「男様の分ですわ」
兄「…そうか」
荘厳「はい! でも男様に喜んでもらえるか、心配で…」
兄「…(そりゃ、お前の弁当は重箱か高級懐石のごとく見えるだろうから大丈夫だろ、言わないけど)」
荘厳「あ、そろそろ行かないと…」
兄「おお、気をつけてな」
荘厳「はい!!」
兄「………」

兄「……ちくしょう……」
兄「ちくしょぉぉぉぉぉ!!!!!」



485 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 18:50 ID:IPB1ZsE80
>>482
今俺の中で兄が若本ヴォイスになった。
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by SouGons | 2006-08-06 20:37 | 荘厳さん

新感覚荘厳オーラADV『ムダにそうごんっ!!』(通称・シリアス荘厳) 共通シナリオ

655 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/03(木) 10:16 ID:tYWQPhb30
男「むっ!? あれは荘厳さん!! ……と、男の人?」

荘厳「――――」
男性「――!」
荘厳「―――??」

男「あ、あの男、荘厳さんと普通に話している!!?」

荘厳「――?」
男性「……――!!!」

男「な、あのヤロウ!! 今殴ったな! 荘厳さんの頭を勢いよくはたいたぞ俺は見た
   あの絶対にして不可侵なる荘厳さんをあの男はこのやろぉぉぉぉぉ!!!」

荘厳「うぅ……痛いですわ」
男性「ったく、馬鹿なこと言うからだ――って、ん?」
男「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
男性「な、なんだぁ?」
男「おいてめぇ!! よくもわれらが女神荘厳さんに手を上げたなぁ!!
  その罪、死を持って償ってもらう!!!」
男性「はぁ……なんだ、また荘厳に魅せられちまった奴か…… おいお前、あまり荘厳に近づかない方がいいぞ。
    そうしないといつかお前も――堕ちる」
男「な、なにを言って――」
荘厳「やめてっ――!!」
男性「……」
男「そ、荘厳……さん」
荘厳「あ、あは。ごめんなさい、大声なんか出して。行きましょう、お兄様。では男様、ごきげんよう」
男「そ、荘厳さん……」

男「――荘厳さんっ!!!」



674 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/03(木) 11:21 ID:/jDVeO0z0
極普通の一般家庭のリビングのソファに、そこに似つかわしくないような高貴な雰囲気をかもし出す少女と、その兄が隣り合って座っている。
少女、荘厳はただわずかな微笑みを浮かべて、バラエティ番組を映すブラウン管を見ていた。

兄「お前さ、あんまり無駄にオーラを撒き散らすなよ」
唐突にかけられた言葉に、荘厳はブラウン管から兄へと視線を映した。
荘厳「オーラ? 何のことですの?」
兄「…無自覚なんだよなぁ…そこが性質が悪いというか」
荘厳「あの、私なにか粗相を…」
兄「そういうわけじゃない。あんまり人と関わり合いになるなってことだ。特に…あの男とか」
男の名前が出てきたことで、それまで不思議そうな表情を浮かべていた荘厳はにわかにその表情を変えた。
荘厳「!? それは、お兄様に口を出されるようなことではありませんわ!」
珍しく、荘厳が強い口調で言い返す。
それを、兄は痛々しいものを見るように一瞥した。
兄「男のためと、お前のためだ」
兄は感情のこもっていない口調で答えた。
もちろん、荘厳はそんな答えで納得が出来るわけがない。
荘厳「男様の…ため? どういうことですの?」
兄「お前は知らなくてもいい」
荘厳「…もういいですわ。お兄様は、いつもそうやってはぐらかすのですね」
ソファから立ち上がり、リビングを後にする荘厳。兄は、その後を追おうとはしない。
ただ黙って、その翼が生えていてもおかしくない美しい後姿を見送った。
兄「…お前のためだ、荘厳」
呟きは、荘厳に届くことはない。

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735 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/03(木) 13:45 ID:/jDVeO0z0

荘厳は孤独だった。
親友どころか、友人と呼べるような人間がいるかどうかすら、自信がない。
ただ黙って座っていても誰も近寄ってこないし、こちらから話しかけても何故かよそよそしい態度をとられてしまうばかりで、会話すら間々ならない。
最初は、自分が嫌われているのかと思った。
だから、誰も私と関わりたくないのだと。
しかしクラスメイトは荘厳の意見には必ず耳を傾けてくれるし、嫌がらせのようなものを受けたこともない。嫌われているわけではないと、すぐにわかった。
そのうち、これが自分のスタンスなんだと、一種のあきらめのように気付いた。
そして今まで、それを崩さずにクラスメイトと一定の距離を保つようにして学校生活を送ってきたのだ。

そんな荘厳は今、その自分のスタンスを崩したいと思っている。
ある1人のクラスメイトと、もっと近づきたいと思っている。
「…はぁ」
知らず、ため息がこぼれた。それは、これまでの自分を壊すことへの恐れと戸惑いのため息だった。
今まで話しかけられることなんて皆無だった自分に、声をかけてくれる人。
遊ぶことを知らない私に、それを教えてくれた人。
彼と、もっと話したい。出かけたい。そう願う自分が、確かに存在する。
しかし、それは同時に恐怖だった。
自分があまりに近づきすぎて、また以前のようによそよそしい態度で距離を置かれてしまうかもしれない。話しかけてくれなくなるかもしれない。
それは恐怖の理由として十分すぎた。



737 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/03(木) 13:45 ID:/jDVeO0z0
「荘厳さん?」
物思いにふけっていた荘厳に、不意に声がかけられた。荘厳は一瞬反応に遅れ、戸惑う。
今の今まで考えていたその人が、いつの間にか目の前にいた。
「え…? あ、男様、どうかなさいましたか?」
戸惑いを隠して平静を装ってみたものの、はたして彼には通用しただろうか。
「いや、荘厳さんが元気無さそうに見えたから…悩み事?」
男は笑顔を浮かべながら、荘厳に尋ねた。
やっぱり、優しい人だ。
男の言葉に荘厳の心が揺れる。
ここで、自分の今の悩みを彼に打ち明けてしまおうか。そうすれば、彼ともっと近づけるかもしれない。
しかし荘厳の口から出たのは、心の内とは正反対の台詞だった。

「あら…ありがとうございます。でも、何でもありませんわ」
「いや、でも…」
「本当に、何でもありませんの。クラスの皆さんも私にはよくしてくださるし、悩みなんて持つほうが不思議ですもの」



738 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/03(木) 13:46 ID:/jDVeO0z0
あぁ、私はなんて臆病な人間なんだろう。
一気に口にしてしまったあとで、荘厳は自らの弱さに打ちのめされそうだった。
孤独だった。寂しかった。話しかけて欲しかった。遊びに誘って欲しかった。
悩みなんていくらでもあるのに、私は今の状態を守るために、自分にまで嘘をついてしまった。
「では、私はこれで…」
そんな弱い自分を彼の前にさらしていることがいたたまれなくなって、荘厳は席を立つと足早に教室を後にした。
後ろで、男が呼んでいる。

『あんまり、人と関わり合いになるなってことだ』

兄の言葉が脳裏をよぎった。
そんな心配、しなくてもいい。
だって私は、最初から人と深く関わることなんて出来ないんだから。
涙が出そうだった。

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941 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 01:52:44.85 ID:MxskLMTK0
 街を歩いていると、見知った男に出くわした。
「よぉ、『彼氏』さん」
 男は片手を挙げ馴れ馴れしく話しかけてきた。
「こんにちは、『お兄様』」
 だから俺も皮肉をこめて返してやる。
「まぁなんだ、立ち話もあれだからな、そこの喫茶店にでも入ろう」
 相変わらず強引な人だ。そんな奴に付き合ういわれはない。
「すいません。俺、用事があるんで」
 俺がそう言って、彼に背中を向けたとき、
「俺の妹をストーキングするのが、お前の言う『用事』か?」
 その言葉に、俺の背筋がびくっと震える。
「俺の妹なら、今から晩飯の買い物だ。一時間は出てこんよ」
 男は相変わらず不機嫌そうなニヤニヤ笑いで俺を見ている。
 俺は、荘厳に似た整った顔にそんな表情を張りつけるこいつが嫌いだった。
「少し、付き合えよ」
「いやです」
 俺は即答した。
 こんな野郎とお茶など、だれだってお断りだろう?
「なんで俺が、お前と妹を引き離そうとしているのか。教えてやるよ」
「…………」
「ハハ、そう睨むな。ホラ、あそこの喫茶店からなら、スーパーに出入りする客がよく見える。
 妹が出てくるまで、少し話そうじゃないか、『ストーカー』さん」



942 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 01:53:18.05 ID:MxskLMTK0

 こうして俺は、優雅なしぐさで紅茶をすするニヤニヤ笑いの優男と向かい合ってコーヒーを飲む羽目になった。
 店内はそれなりに込んでいて、ざわざわと騒がしい。多少大きな声で話したところで、回りに咎められることはないだろう。
 二人の間には、沈黙が横たわっていた。
 俺はそれに居心地の悪さを覚え、コーヒーを一口すする。
 甘ったるい。
 砂糖を入れすぎた。
 俺がコーヒーカップをテーブルに戻すと、男は――荘厳の兄は口を開く。
「おまえ、何でウチの妹を付け回る」
「別に、付け回ってなんか、いないですよ」
「こっちはまじめに聞いてんだ。まじめに答えろよ」
 男の眼光が鋭くなる。そんな目で、見るんじゃない。
「どうして、荘厳に付きまとう」
 二度目の、問い。それに俺は――
「…………」
 答え、られない。
「答えられないだろう? それが、理由だ」
 男があざけりの視線を向けた。いや、むしろ、うんざりしたような、呆れたかのような視線。
 やめろ、そんな目で。
「それが、お前が荘厳に魅せられている証拠だ。そして魅せられた者はやがて、荘厳に堕ちる。
 そうなったらお前は、もう荘厳なしでは生きられなくなる。荘厳にただ付き従い、虐げられるだけの奴隷となる」
 だから、なんだというのだ。
 荘厳さんにはそうするだけの価値があり、そして俺は、そうなったって構わない。
 むしろ、そうなりたいくらいだ。
「確かに、それは心地のいいことだろうな。おまえにとっちゃぁ、ずいぶんとうらやましいことじゃないのか? だが、荘厳にとっては、どうだ?」
 俺の視界が、むやみに霞む。



943 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 01:54:06.52 ID:MxskLMTK0
「荘厳は、そんなことを望んじゃいない。あいつは、飼い主や支配者になんかなりたいなんて、思っちゃいない。
 人間なんてのは、結局自分のことしか考えていないんだ。お前らは荘厳をちやほやして、荘厳のオーラに当てられて、自己満足に浸っているかもしれない。
 だがそれ故に! だれも荘厳の痛みに気づかない!」
 男の顔が、悲しそうに、大きくゆがむ。
 やめろ、そんな顔をするな。荘厳さんの顔で、そんな表情を――
「荘厳は家に帰るとお前の話ばかりする! 楽しそうにお前のことを話す! 自分に自然に接してくれると! うれしそうに!」
 やめろ、やめろ――!! そんな顔で……
 俺は男から、視線をずらせない。
「少なくともなぁ、荘厳は、お前が対等な立場で自分を見てると思ってる! それなのになんだ? お前は!まるっきり荘厳の奴隷じゃねぇか!」
 や……め――
「お前はあまりにも荘厳に魅せられすぎた。いつもはこうなる前に俺が手を打っているのに、俺が気づくころにはもうお前は手遅れだった!」
 そんな……顔、言葉……
「荘厳は! 今はまだ、近くに居すぎてお前がすぐ目の前に立っていることに気づいていない。だがなぁ、あいつが気づくのはもはや時間の問題なんだよ!」
 そんな、ことって……
 俺は……
「それまでに……頼む。あいつの、恋人になってくれ……」
 俺はその言葉に、涙を流し続ける男を、凝視することしかできなかった。

「荘厳……さん」



6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 02:32 ID:MxskLMTK0

「……荘厳が、そろそろ出てくる時間だ。行くぞ」
「………」
 俺はただ無言で、男の後に続くことしかできなかった。
「奢りだ、先でてろ」
 俺は、何も言えない。ただ促されるままに喫茶店から出る。
 空はうっすらと赤くなり、夕暮れが近いことを告げている。
 俺は、どうすればいいのだろうか。
 心の内で、自らに問う。しかし、問うまでもない。
 そんなのは、決まっている。
 荘厳さんから、距離を置くのだ。
 もし荘厳さんが俺の位置に気づいたら、きっと傷つく。
 俺の所為で、傷を負う。
 そんなこと、俺には耐え切れない。
 そして、同時に、彼女の恋人になることも、俺にはできない。
 確かに荘厳さんのことは嫌いではない。
 いや、そんな言い方は止めよう。
 俺は荘厳さんが好きだ。
 しかし、もし俺が荘厳さんの恋人になれたらと思うと――そんなこと、想像できない。
 畏れ多いと、思ってしまう。 
 こう思ってしまう時点で、俺は恋人失格だ。
 どうしても彼女を上位の存在として見てしまう。
 彼女をたかくたかく祭り上げ、降りられないようにしてしまう。
 そんな俺に、彼女の近くに居る資格は無い。
 だから、距離をとる。
 それが最も利口で、誰もが幸せになれる唯一の方法。
 たった一つの、冴えないやりかた。
 仕様が無いのだ。俺はただの、荘厳さんのオーラに呑まれた、一人の――
「男さんっ!」



7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 02:33 ID:MxskLMTK0
 その声に、俺はぱっと顔を上げる。
 間違えるはずも無い。紛れも無い、彼女の声。
「こんなところで、偶然ですねっ」
 嬉しそうに、微笑むな。
 俺を見て、そんな風に――
「男さん?」
 心配そうに、彼女は俺の顔を覗き込んでくる。
 それから逃げるように、俺は慌てて言葉を紡ぐ。
「なんでもない」
 意識して、淡白な風にしゃべれたはずだ。
 しかしそのそっけない言葉に、心が痛む。
「そ、そうですの? なんだか元気が無いように見えましたので」
「なんでもない。俺はいつも通りだよ」
 痛みを、顔に出さないように努力する。
 それでも、拳が震える。
「ならいいんですが……あ、そうだ! もしよろしければ、今夜の夕食ご一緒してくださらない? 今日はハンバーグですのよ? 妹が大好きなんですの、ハンバーグ」
 魅力的なお誘いだ。
 いつもの俺ならば、初めこそ躊躇するが、絶対についていくことだろう。
 だが今は、違う。
 もう、距離を知ってしまったから。
「悪いけど、今日はちょっと……」
「あっ…… そう、ですの…………」
 やめてくれ、そんな顔で……俺を――何も兄妹そろってそんな顔をしなくても。
「悪い、な……それじゃ」
 軽く手を上げ、踵を返すと、足早にその場を去る。
 これ以上ここに居ることに、俺は耐えられなかった。
「まっ―― 男さん!!!」
 
 背中に、声が刺さった。
 俺は聞こえない振りをした。


________________________________________________________________________________________________________________________


358 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 05:45 ID:oyqAoFYg0

リビングでは、兄がただ何をするでもなく座っていた。
ここのところ、妹である荘厳とは会話を交わしていない。
原因はわかっていた。あの、男とのやり取り。
あれ以来、荘厳の口から男の名前が出ることが少なくなった。
名前が出てきたときでも、話しかけてくれなかった。態度がよそよそしかった、というマイナスの報告を伴っていた。
きっと荘厳は気付いている。その理由が、兄の自分であることを。
重苦しいため息が漏れるのと、ガチャリと音を立ててリビングのドアが開いたのは、ほぼ同時だった。
兄が肩越しにそちらに視線を向ける。荘厳が兄を睨みつけるように見つめていた。
荘厳「…お兄様、男様に何を言いましたの?」
いよいよ、きた。
いつかは聞かれると思っていた質問。しかし、いざ実際にその場面になると、さすがに動揺した。
兄「……間違ったことは何も言ってない。ただ事実を告げただけだ」
声が震えていなかっただろうか。
荘厳のオーラは兄にまで影響を及ぼすものではない。
しかし、その完璧な美しさを湛えた表情に浮かぶ、悲しみ、憂愁、そして怒りは、圧倒的な威圧感を見るものに感じさせた。
荘厳「…やっぱり、お兄様のせいだったのですね。男様が…私にあんなことを言われたのは」
兄「な……あいつ、お前に何を言いやがった!!」
兄は思わずソファから立ち上がる。荘厳と、正面から向き合う形になった。
荘厳「…『もう俺には話しかけるな』、と」
兄「…あの野郎、よくもぬけぬけとそんなことを…」
拳を握り締めた兄に、荘厳はキッと鋭い視線を向けた。
射ぬかんばかりの、怒りを含んだ強い視線。
荘厳「男様を悪く言うのはやめてください!! 元はといえば、お兄様が男様に何か言ったのが原因なのでしょう!?」
兄「俺はお前のために、男の意思を確認しただけだ!」
荘厳「男様との関係は、お兄様に口出しされるようなものではないと言ったはずです!!」



359 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 05:46 ID:oyqAoFYg0
荘厳が言い切ると同時に、リビングを静寂が包んだ。
初めてかもしれない。兄弟で、お互いにここまで感情的な言い争いをしたのは。
荘厳はいつでも一歩下がった位置にいて、自らの我を通すことは少なかったから。
荘厳「……私、知っていました。男様が、どのような気持ちで私に接していらっしゃるのか」
これまでとはうってかわった、静かな口調だった。
今にも泣き出しそうな小さな声で、荘厳は言葉をつむぐ。
荘厳「でも、私はそれでも良かった」
兄「!! …お前……」
兄の肩がびくりと震えた。荘厳の口から出た言葉が、信じられないという表情だった。
荘厳「男様が側にいてくだされば、それで良かった。対等じゃなくても、男様が私の側から離れられなくなるなら、それでも…」
兄「やめろ!!!!」
これまでにない、強い口調。
怒りとも悲しみともつかない、歪んだ表情で兄は叫んだ。
荘厳「!!!」
兄「男を不幸にしてもいいのか!? 男だけじゃない、お前だって傷つくだけだ!!」
荘厳「…私は、男様が側にいれば幸せでしたわ!!」
兄「そう思い込もうとしていただけだ!!」
荘厳「!」
荘厳は押し黙る。
沈黙。2人を押しつぶさんばかりの、重苦しい沈黙だった。
喘ぐように呼吸をした後、口を開いたのは兄だった。
兄「……お前は、男を墜としてまで幸せになれるような、強い人間じゃないだろ」
荘厳「……」
荘厳は何も言わない。
兄「墜として、縛り付けて、それを幸せだっていえるような、酷い人間じゃないだろ」
荘厳「…それでも、私は……」
荘厳は、それ以上言葉を続けることが出来なかった。崩れ落ちるように、床に座り込んだ。
顔を手で覆い、声もなく泣き続けた。
兄「…荘厳…」
兄もそれ以上、何も言えなかった。ただ一言名前を呼んで、静かにリビングを後にした。
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by SouGons | 2006-08-06 20:34 | 荘厳さん

続・荘厳さん その6

386 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 12:13 ID:HL7v3QCP0
ちょっと荘厳な景色
サイズでかいから重いぞ

d0081516_12292043.jpg




389 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 12:23 ID:HL7v3QCP0
もいっこ
荘厳さんが泣いてるネタ多かったから描いてみた
これも重い。悪い

d0081516_12295320.jpg




392 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 12:28 ID:H1Ju9+L60
>>386
その雲の上に荘厳さんがいらっしゃるのだな
>>389
うめえwww



393 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 12:30 ID:HL7v3QCP0
バラ描けねえorz



394 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 12:37 ID:uRt+9gYvO
>>393
それでもあえて、黒荘厳さんをおねだりしてみる。



397 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 12:43 ID:5IisBuTl0
>>393
模写してみるのもいいんでない?
ttp://images.google.co.jp/images?q=%E8%96%94%E8%96%87&hl=ja



400 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 13:08 ID:HL7v3QCP0
>>394 
 無 理 だ
>>397
実はしたんだorz
白薔薇様に萌え



401 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 13:17 ID:LbcoAgkP0
友「よ、おは。」
男「おはよーっす」
友「ん?お前、なんか雰囲気変わってないか?」
男「そうか?まあいつもより調子は良さそうな感じだが、なんも変わっては無いぞ?」
友「うーん…心なしか、少し逞しくなった様な…」

男「あ、荘厳さんだ。」
友「お、ほんとだ。…って、何かお前光ってるぞ?」
男「アホ。ンなわけあるか。荘厳さんじゃあるまいし」
友「いや、荘厳さんが近づいてくるたびに、お前の光が増してるんだが…」

荘厳「おはようございます。男様、友さん」
男&友「「おはよーっす」」
荘厳「今日もいい天気ですわね」
男「そうだな。それに、なんか今日はいつもより調子がいいぜ」
荘厳「くすっ。恋愛は人生に活力を与えてくれますものね。お陰で私も調子が良いですわ」
男「ちょっと。そういうこと言われると恥ずかしいって!」
友「ちょwお前らいつからそういう関係に…?w」
男「あー…まあ、昨日いろいろあってな…付き合うことになった。」
友「道理でお前からもオーラが…」
男「いや、だから俺はオーラなど出してない…」

通行人A「な、何だあのカップルは?何で発光してんの?」
通行人B「眩しくてよく見えないけど、まるでアダムとイブみたい…」

>>218思い出して書いてみた。オーラは自覚できない…という設定は男にも該当、って感じで。
荘厳さんの言動がややストレート気味だが、反省はしてない。



407 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 14:08 ID:IPB1ZsE80
…なんで落ちないんだろうね、このスレ。謎だ。大半が保守だというのに。



408 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 14:12 ID:XwVsmESAO
お前には見えないのか、光り輝くこのスレがw



409 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 14:12 ID:qVKDzFK20
ヒント:オーラ



424 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 15:09 ID:n7cybMBhO
放課後、屋上にてお待ちしています。
そんな内容の手紙が古風にも下駄箱に投函してあった。
差出人の欄には、荘厳の文字。

「手紙で呼び出すなんて、どうしたんだろう」

屋上への道を歩きながら、一人で呟く。
まあ、思い当たる節が無い訳でも無かったのだが。
無性にソワソワして、階段を一段飛ばしで登る。
見えない何かに背中を押されているように。

屋上の扉の前に着く。
そこからは緊張した雰囲気が滲み出していた。
既に荘厳さんは扉の向こう側で待機しているのだろう。
深呼吸で心を落ち着かせる。
ん、落ち着いた。多分。
行くか。


425 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 15:18 ID:n7cybMBhO
ギィィ

錆びた扉が思った以上に大きな音を立てて開いた。
屋上の欄干に止まっていた鳥達が飛び去っていく。
その翼から抜け落ちた羽が舞い散る中、荘厳さんはそこにいた。
こちらに気付き、振り向く。

「すいません、急に呼び出してしまって」
「いや、いいよ。今日は用事無いし」
「そう、ですか…」

沈黙

いつも彼女の側に寄ると聴こえるBGMが、今日は聴こえない。彼女までの距離は、3メートル。
その3メートルがやけに長く感じて距離を詰める。
あと、2メートル。



428 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 15:27 ID:n7cybMBhO
「今日呼び出したのは、実は、その…言いたい事があるんです」

来た。
心臓がどくんと跳ね上がる。
半歩、彼女が歩いてくる。
手を伸ばせば届く距離。
心臓の音が聞かれてしまわないだろうか。

「私、小さな頃からあまり友達がいなかったんです」
「…うん」
「高校に入って、男さんと出会って、それからです。皆さん、少しづつ私と友達になってくれて」
「…うん」
「私、気付いたんです。男さんはいつも私に優しくしてくれた。いつも私を楽しくしてくれたって。だから、私…」

もう、我慢出来なかった。
最後の距離を一気に詰めて、彼女を抱き締めた。



432 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 15:50 ID:n7cybMBhO
「きゃっ…」
腕の中で縮こまる荘厳さん。
彼女の温もりが愛しくて、もう少しだけ強く抱き締める。
精一杯の勇気を出してくれた彼女に、ただ短い返事をするだけの自分が嫌だった。
自分の気持ちを伝えたかった。

「そこから先は、俺に言わせて欲しい」
「…はい」
「上手くは言えないと思うけど。俺、荘厳さんのことが好きだ。少し世間知らずなとこも、勇気があるとこも、全部」
「・・・」
「俺と、付き合ってくれませんか」

瞬間。
視界は光で満ちた。
雲の切れ間から太陽が覗き、光が降り注ぐ。
照らされた彼女の目からは、涙。



434 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 15:51 ID:n7cybMBhO
「…嬉しいです」

涙が飾る可憐な顔には、太陽に負けない程の眩しい笑顔があった。
荘厳さんが手を回してくる。
いつの間にか、BGMが流れていた。
曲名はわからないけど、優しく祝福をくれる様なメロディーだった。

「私でよければ、喜んで」

今まで見たどんな光景よりも綺麗な光景に包まれて、この幸せが続きますようにと強く願った。
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by SouGons | 2006-08-06 12:28 | 荘厳さん

続・荘厳さん その5

283 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 00:52 ID:3U92fBChO
~あらすじ~荘厳さんのあまりの荘厳さに、
ギネスの荘厳さ記録(女性部門)保持者マリアは
自身の記録が塗り替えられる事を恐れ、
スナイパーに荘厳さんの暗殺を依頼したのであった…

マリア「頼んだわよ、ゴ〇ゴ」
ゴル〇「任せろ、確実に殺る…」

〇ルゴは通学路を狙える雑居ビルに身を潜め、
荘厳の下校を待っていた…
ゴ〇〇「準備完了…ってなんであんたが居るんだ?」
マリア「自分の目で荘厳の死を見届けてやるのよ」
〇〇ゴ「まぁいい…そこで見ていろ…来た!」
〇ル〇がスコープに荘厳を映したその瞬間!
ザワッ…ザワザワザワッ
〇〇〇「な…銃から白百合がっ…?!
 くっ…(カチッカチッ)……!化け物め…っ!」
マリア「(……………ジブリ…?)」



289 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 01:03 ID:mPCuID+FO
>>283
男「荘厳さん髪の毛に何か付いて・・・これって、花の、種?」
荘厳「まあ、男様。私にも見せてくださいませんか」

男が種を渡すと白百合の花はバキバキと音を立てて育ち、終いには広大な森となり生命を育んだ。


後のジブリ世界である




328 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 02:53 ID:mPCuID+FO

ギャグじゃない荘厳を目指したんだが…
どうやら俺はギャグしか書けないらしいorz



329 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 02:55 ID:ek/e1SuB0
>>328
荘厳「あなたはあなたのままでいて欲しいですわ…」



330 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 03:02 ID:mPCuID+FO
>>329
男「荘厳さん…」
荘厳「私、そのままの男さんがいいです。ちょっとぶっきらぼうだけど、優しくて。困った時にいつも助けてくれた男さんが好きなんです」
男「・・・」
荘厳「だから、お願い…そんな事、言わないで…」


駄目だ。この後の展開がどうしてもギャグに(ry




338 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 03:27 ID:xhDUFLIpO
>>330
彼女の涙は世界を枯らした

空は光をなくし
大地から緑は消え
潮はその呼吸を止めた

彼女の涙は世界を枯らした

その一雫はどんな宝石よりも煌めいているが
その一雫はどんな悲劇よりも嘆きに満ちている


明日の昼頃にもっかい自分で見て
恥ずかしさに悶え苦しむと予想



339 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 03:29 ID:ek/e1SuB0
>>338
荘厳「…まあ、とても素敵ですわ、男様。詩人でいらっしゃるのですね」(光り輝く笑みで)



340 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 03:35 ID:mPCuID+FO
>>338
この位の神々しさが初期のデフォだったwROMってたけど
>>339
なんか黒いw



342 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 03:42 ID:l1aAoYwkO
勝手に330の続き。


「男さん……」
 目の前の荘厳さんが、柔らかく微笑む。まるで神話から抜け出した女神のような、慈愛と包容力に満ちた微笑み。本人はいつもの様に微笑んでいるつもりだろうが、その笑顔の前にはどんな芸術だって霞んで見えるだろう。
 ただいつもと異なるのは、その目尻に光る、微かな涙。それは、彼女自身の持つ、優しさの証明。そして、俺の不用意な言葉で彼女を傷つけた、罪の証。
 だがその涙でさえ、彼女にはアクセントとなる。普段は人前で見せることのない涙が、荘厳さんの魅力を引き出し――彼女への気持ちを、抑え切れないものにする。
 心臓が跳ねる。頭が真っ白になる。腕が伸びる。足が前に出る。衝動が、走り出す――。
「あっ、男さん……」
 荘厳さんを、抱きしめていた。
 一瞬身を強張らせたが、すぐに力を抜き、そして彼女は俺の背中に手を回した。


横槍スマナカッタ。駄文でさらに済まない。だが書かずにもいられなかった



371 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 09:16 ID:vdy+F7jKO
思ったんだが
荘厳さん(♀)と素直ヒート(♀)と男を三角関係にしたら面白そうだな



372 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 09:21 ID:vdy+F7jKO
誰か>>371のストーリーを文書化出来る強者はいませぬか??
どうも荘厳さんを書くにはボキャブラリーが足りない…



373 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 09:29 ID:oyqAoFYg0
女「男ぉぉぉぉぉ!!! 弁当だ、食えぇぇぇぇぇ!!!!」
男「遠慮する」
荘厳「あの…男様、お弁当を作ってきたんですが…」
男「じ、重箱!!?しかも金箔押しで超豪華!!」
女「男ぉぉぉぉぉ!!!!! 愛情は大きさや見た目じゃないぞぉぉぉぉぉ!!!」
男「お前の場合味も産廃並みだろうが」
女「味も問題じゃないぞぉぉぉぉ!!!!」
男「いや、味は大問題だろ」
荘厳「あの…男様、食べていただけないのでしょうか…」
男「…どうすりゃいいんだ、俺は」

>>372
こうですか、わかりません><



375 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 09:34 ID:P97Zw3Hn0
>>372
壮「今日も暑いですね。あら…あそこに見えるのは男様」
壮「男s」

ヒ「男ぉぉぉおおおお!今日も愛してるぞぉぉぉおおおおお!」
男「はいはいわかったわかった」
ぎゅうううう
ヒ「私の燃え盛る恋心はこんなにも私を熱くしているんだぁぁぁぁあああ!!!!!」
男「抱きつくな熱いから」

壮「…!」
壮「そ、そんな…!男様とヒートさんが…?」

ゴゴゴゴゴゴ

通行人「な、何だ?どす黒いオーラがこの周辺一帯を覆っていく!」
通行少女「あの人の背後に現れてるのは、茨?茨がどんどん溢れてくるわ!」
通行園児「うわああああん!ママー!!!」
通行老人「終わりじゃ…、この世の終わりじゃあ!」


こうですか?分りません><



377 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 09:51 ID:U571vWte0
>>373>>375
GJ!
朝からいい物見させてもらったw



378 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 09:53 ID:oyqAoFYg0
今日は飲み会です

男「飲み会っつっても、俺ら未成年だしなぁ」
友1「何固いこと言ってんだよ、ほら、お前も飲め飲め」
男「俺は酒弱いんだよ」
友1「うわ、こいつ冷めるわぁ」
男「冷めるとか言うな」

友2「ぎゃあぁぁぁぁ!!!!!」

男「!? どうした友2!!」
荘厳「あははははははははは!!!」ばし! ばし!
友3「ぎゃあぁぁぁぁぁぁ!!!!」
友1「そ、荘厳さんが酔っ払ってらっしゃる!!?」
男「オーラ垂れ流しで周りの人間を叩きすぎ!! オーラもレインボーというかマーブルだし!!!」
荘厳「もっと酒持ってきなさぁい!!…ごくごく」
男「い、一升瓶ラッパ飲みだと!!?」
友「さすが海の男の娘さんだ!!!」
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by SouGons | 2006-08-06 12:03 | 荘厳さん

続・荘厳さん その4.5

保守続きでグダグダしてきたところに新しい風を吹き込もうとする住人たちであったが…




237 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 23:44:21.26 ID:g69gT9oOO
スレが盛り上がらないのは保守ばかりでリアクションが薄い為、
書き手さんや絵師さん達のモチベーションが上がらないからではないか、
などと思いつつ保守をする俺('A`)



239 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 23:46:20.22 ID:dbhciX2n0
>>237
クオリティヒクスな俺なりに努力はしているが如何せんネタがないんだよな
などと思いつつ保守をする俺



238 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 23:45:10.17 ID:ul5JT4Lw0
>>237
じゃあ竜ちゃんばりにリアクションするからよろしく



240 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 23:47:47.39 ID:uJeUI6Jb0
>>238
いやいや、俺がするよ!



241 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 23:48:16.82 ID:sieDSZcL0
>>240
じゃあ俺がやるよ!



242 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 23:50:13.47 ID:NjYHtS+XO
皆でやればいいんだよ!



243 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 23:52:00.86 ID:uJeUI6Jb0
・・・・あれ?



244 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 23:52:19.19 ID:ul5JT4Lw0
>>242
どうぞどうぞ!



245 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 23:53:59.41 ID:EsGfMVePO
>>237-244
流れに20ワロスww



246 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 23:54:34.82 ID:ODxRazMk0
どっかで見たことのあるギャグだwwwwwwwwww



247 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 23:55:46.19 ID:dbhciX2n0
荘厳「みなさんとても仲がよろしいですね。羨ましいですわ」

荘厳「…もしよろしければ、私も混ぜていただけませんか?」



248 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 23:58:54.94 ID:EsGfMVePO
>>247
荘厳さん、>>239の隣りの席が都合よく空いているよ
何かネタを授けて文章を投下させてやってくれww



249 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 23:59:52.75 ID:dbhciX2n0
ちょwwwwwおまwwwwwwww鬼wwwwwwwwwwwwwwww



250 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 00:00:37.01 ID:IJIhmgS+0
>>249
荘厳さんはそんなこと言わない



251 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 00:01:21.17 ID:ek/e1SuB0
>>250
荘厳「くすん…ひどいですわ…」



252 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 00:02:03.14 ID:ek/e1SuB0
あー。荘厳さんの涙はきっと真珠になるんだろうな。



253 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 00:02:06.47 ID:r/Zn9qMX0
>>250荘厳さんを泣かせるやつは俺が
許 さ ね え



254 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 00:04:26.44 ID:mPCuID+FO
これは世界荘厳連盟(ISO)が黙っちゃいないなwww



258 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 00:05:51.18 ID:ek/e1SuB0
250「荘厳さんはそんなこと言わない! そんなの荘厳さんじゃない!!」
荘厳「そんな…酷いですわ…くすん…」
253「荘厳さんを泣かせるやつは俺が許さねえええええええ!!!!!!」
荘厳「や、やめてください…私なんかのために喧嘩などなさらないでください…でないと…私…」

クラスメイト「まさか、荘厳さんを悲しませるようなことはしないよな・・・?」
教師「荘厳さんを泣かせるようなことをしたら・・・お前ら、解ってるよな?」
250&253「え・・・あ・・・その・・・」

…すでに選択の余地は無いようだ。



263 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 00:10:05.09 ID:ek/e1SuB0
あ、言うまでもないが、>>258は>>223インスパイア作品ね
三点リーダと中黒が入り混じるほどのまんまコピペでごめんなさいごめんなさいごめんなさい



264 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 00:14:22.45 ID:ek/e1SuB0
>>254

~朝礼にて~

校長「えー、本日はみなさんに大変めでたいお知らせがあります」
校長「昨日付けで、本校はISO2006を取得いたしました」
校長「なお、ISOとは世界荘厳連盟の略称であります」

男「世界規模ッ!?」



265 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 00:17:04.81 ID:mPCuID+FO
>>264
少しでも荘厳さんを傷つければ…

ザッザッザッザッザッザッ
「ISOからきますた ISOからきますた(AA略

的な事にwww



266 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 00:21:09.48 ID:XgtMnPb80
武装した荘厳親衛隊(SS)がいるんだろうなw



270 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 00:35:16.16 ID:ek/e1SuB0
>>265-266を受けて、>>258の続き


250&253「え…あ…その…」

…ザッザッザッザッザッ

SS-A「ISOからきますた、荘厳親衛隊です」
SS-B「ISOからきますた、荘厳親衛隊です」
SS-C「ISOからきますた、荘厳親衛隊です」

250「ちょ…ま、待ってくれ、違うんだ、これは違うんだ…!」
253「ヒィィィィィ、た、助けてくれえええええ………!」

ザッザッザッザッザッ…

男「(無茶しやがって…)」



271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 00:37:03.49 ID:IJIhmgS+0
>>270
でも荘厳さんならそこでかばってくれる



272 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 00:38:53.74 ID:XgtMnPb80
むしろ親衛隊が出動するたびに荘厳さんが悲しむというよくわからない事態に



273 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 00:40:16.46 ID:mPCuID+FO
>>271
しかもスタンドで助けてくれる



274 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 00:43:30.67 ID:IJIhmgS+0
荘厳「私・・・普通の女の子になりたい・・ぐすっ」



275 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 00:43:38.18 ID:RK8cZuhs0

d0081516_2013567.jpg




276 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 00:45:04.56 ID:ek/e1SuB0
>>271-273を見て

荘厳さんが悲しむ → SS出動 → 荘厳さんが止めに入る → 何故かSSに殴打される荘厳さん
→ 実はこのSSは本当のSSではなく悪の秘密結社だった → 荘厳さんのスタンドには攻撃力がなく撃退不可能
→ 危機に陥った荘厳さんを見て男もスタンド能力に目覚める → 何とか偽SSを撃退
→ しかしそれはこの後世界を大きく揺るがす大事件の幕開けに過ぎなかった…

というもう何が何だか分からないあれが俺の脳内であれしちゃったため
とてもじゃないが文章化できなくなってしまいますた



278 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 00:46:34.29 ID:mPCuID+FO
>>274-275
ちょww荘厳さんを泣かせてしまったw俺やばい事にwwww


280 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 00:48:49.64 ID:1S4+f52G0
>>275 オカルトwwwwwww
荘厳を見守る会 はどーしたwあれは別モノなのか?



284 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 00:53:10.98 ID:LVReIoc1O
荘厳さんを見守る会
↓(人数が増える)
ISU

ISO

と進化




293 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 01:14 ID:+PjKfhbX0
方向性が違ってきてるようなw
そう錯覚するだけで実際は別にそうではないというのが荘厳さんではなかったのか?



297 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 01:16 ID:IJIhmgS+0
>>293
宗教とは偉大な錯覚である

           ~俺~



299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 01:19 ID:ek/e1SuB0
>>293
元々の荘厳さんは「錯覚を与える一般人」なんだよな
しかし>>1のようなクオリティがない俺は妄想くらいしかできないorz

まあSSやらISOやらに無理矢理解釈を与えるとするならば
「荘厳さんのオーラに気圧されてSSっぽく振舞ってしまう周囲の人間」とか
>>284が言っているような「見守る会の規模がとてつもなく大きくなってきて」とかなんだろうな



288 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 01:01 ID:1S4+f52G0
http://www4.atwiki.jp/newgenreschool/?page=%E4%BA%BA%E6%B0%97%E6%8A%95%E7%A5%A8
SS諸君!我等が組織力で荘厳様を一位にして差し上げるのだ!



300 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 01:20 ID:RK8cZuhs0
>>288 武士デレに投票してしまった俺は切腹すべきだな



302 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 01:30 ID:+PjKfhbX0
ついついバーボンガールに入れちまった



303 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 01:31 ID:1S4+f52G0
まぁ、かく言う俺もハバネロに入れたんだがな



304 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 01:32 ID:ek/e1SuB0
裏切り者ばっかりでワロスwwwwwwwwww


…きっと荘厳さんが悲しむぞ



305 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 01:34 ID:B2oLAkcG0
荘厳さんなら自分の票をみんなに分けるはずだ!!
・・・ある?



306 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 01:36 ID:ek/e1SuB0
雪山に遭難した時の食料とかじゃないんだからwwww
むしろ荘厳さんの荘厳オーラの強さ如何によっては他の生徒が票を差し出してくるに違いない



307 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 01:37 ID:U571vWte0
荘厳さんに入れるついでに、クーにも入れてしまったw

何かネタ考えても、どうしても「荘厳さん」じゃなくて「荘厳クール」になってしまうorz



310 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 01:44 ID:mPCuID+FO
荘厳「人気投票ですか?」
男「ああ、見てみろよ。荘厳さん断トツで一位だぜ」
荘厳「まぁ…皆さん、本当にありがとうございます」
男「ん、でも他のキャラに投票したって書き込みがちらほら…」
荘厳「・・・」

BGM:レクイエム

男「…ッ!動けないだとッ!?こ、これはっ、オーラが迫ってきてうわやめ」


荘厳「はっ、私ったら何を…っ!お、男様が日光を浴びた後の吸血鬼みたいに!」



311 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 01:48 ID:ek/e1SuB0
>>310
BGM:Dies irae
とかだったらガクブル度が当社比3000%増しだな
つーか男とばっちりカワイソスwwwwwwww



312 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 01:53 ID:mPCuID+FO
>>311
その曲わかんない(;・ω・)最初は前書いたネタのスタンドと絡めて、「レクイエム発動!?」的な事をやろうとしたんだけどねw



313 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/05(土) 01:59 ID:ek/e1SuB0
>>312
邦題は「怒りの日」ってやつ
有名なレクイエムだお

ttp://www.geocities.co.jp/MusicHall/3559/others.html
ここの下のほうにMIDIがある(オルガンとかがオヌヌメかも)

ってかスタンド絡みでレクイエムだったのね、納得w





279 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 00:47:37.25 ID:LVReIoc1O
もうみんなメダパニ
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by SouGons | 2006-08-05 11:04 | 荘厳さん

続・荘厳さん その1

注:初代スレの904以降のログが手元にありませんので中途半端になっております。



6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 02:32 ID:MxskLMTK0
前スレ>>943のつづきな。わっふるしてくれた人へ

「……荘厳が、そろそろ出てくる時間だ。行くぞ」
「………」
 俺はただ無言で、男の後に続くことしかできなかった。
「奢りだ、先でてろ」
 俺は、何も言えない。ただ促されるままに喫茶店から出る。
 空はうっすらと赤くなり、夕暮れが近いことを告げている。
 俺は、どうすればいいのだろうか。
 心の内で、自らに問う。しかし、問うまでもない。
 そんなのは、決まっている。
 荘厳さんから、距離を置くのだ。
 もし荘厳さんが俺の位置に気づいたら、きっと傷つく。
 俺の所為で、傷を負う。
 そんなこと、俺には耐え切れない。
 そして、同時に、彼女の恋人になることも、俺にはできない。
 確かに荘厳さんのことは嫌いではない。
 いや、そんな言い方は止めよう。
 俺は荘厳さんが好きだ。
 しかし、もし俺が荘厳さんの恋人になれたらと思うと――そんなこと、想像できない。
 畏れ多いと、思ってしまう。 
 こう思ってしまう時点で、俺は恋人失格だ。
 どうしても彼女を上位の存在として見てしまう。
 彼女をたかくたかく祭り上げ、降りられないようにしてしまう。
 そんな俺に、彼女の近くに居る資格は無い。
 だから、距離をとる。
 それが最も利口で、誰もが幸せになれる唯一の方法。
 たった一つの、冴えないやりかた。
 仕様が無いのだ。俺はただの、荘厳さんのオーラに呑まれた、一人の――
「男さんっ!」



7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 02:33 ID:MxskLMTK0
 その声に、俺はぱっと顔を上げる。
 間違えるはずも無い。紛れも無い、彼女の声。
「こんなところで、偶然ですねっ」
 嬉しそうに、微笑むな。
 俺を見て、そんな風に――
「男さん?」
 心配そうに、彼女は俺の顔を覗き込んでくる。
 それから逃げるように、俺は慌てて言葉を紡ぐ。
「なんでもない」
 意識して、淡白な風にしゃべれたはずだ。
 しかしそのそっけない言葉に、心が痛む。
「そ、そうですの? なんだか元気が無いように見えましたので」
「なんでもない。俺はいつも通りだよ」
 痛みを、顔に出さないように努力する。
 それでも、拳が震える。
「ならいいんですが……あ、そうだ! もしよろしければ、今夜の夕食ご一緒してくださらない? 今日はハンバーグですのよ? 妹が大好きなんですの、ハンバーグ」
 魅力的なお誘いだ。
 いつもの俺ならば、初めこそ躊躇するが、絶対についていくことだろう。
 だが今は、違う。
 もう、距離を知ってしまったから。
「悪いけど、今日はちょっと……」
「あっ…… そう、ですの…………」
 やめてくれ、そんな顔で……俺を――何も兄妹そろってそんな顔をしなくても。
「悪い、な……それじゃ」
 軽く手を上げ、踵を返すと、足早にその場を去る。
 これ以上ここに居ることに、俺は耐えられなかった。
「まっ―― 男さん!!!」
 
 背中に、声が刺さった。
 俺は聞こえない振りをした。



8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 02:34 ID:MxskLMTK0
このイベントが起こらないと荘厳エンドのフラグは立ちません
つーことで


続くかどうかは神のみそしる



9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 02:35 ID:p0tjeHAU0
>>8
続けてくれよw



25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 04:47 ID:EsGfMVePO
夜明け前、山に登っている男と友。

友「おいちょっと待てよ!こんな朝早くに呼び出すなんて迷惑だろ!」
男「いいから、黙ってこいよ。いいものを見せてやる」
友「いいもの…?なんだよ、それ」
男「いいからいいから」

しばらく歩いて山頂に辿り着く二人。
そこからの景色に友は声を上げる。

友「すっげぇ…夜明けの街が一望できるなんて…」
男「ああ、確かに凄い。だが、今回の目的はそれじゃないんだ」
友「なんだって、もっと凄いものがあるっていうのか!?」
男「ああ。後ろの景色、見てみな」
友「後ろ…っ!あ、あのまだ太陽に照らされていない空間で一軒だけやけに輝いている邸宅はっ!」
男「そう、あれこそ…」


男・友「荘厳さん家っ!」



27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 04:50 ID:Gi6lOXwT0
じっとりとした汗がまとわりつく
窓から刺す朝日が容赦なく目蓋を焦がす。
今自分を指している光は、宇宙を渡り成層圏を突きぬけ大気圏を暖め地上に降り注ぐ命の恵みだ。
目を開けなくとも分かる、今日は暑くなる。

正直暑いのは苦手だった。
汗でいやらしくまとわり着くガウンを脱ぎ朝一番の沐浴へ向かう。
神獣マーライオンから耐えることなく注ぎ出る命の水は枯れた体を一瞬で潤した。


車はまっすぐ学校へ向かう。
学校へ向かう人ごみの中に見慣れた後姿を発見した。
「ありがとう。今日は、ここで結構だ」
一切無駄のない動きで車から降りる。
荘厳「男君、おはよう。少々暑いがいい朝だね」
男「あっ…荘厳さん、おはようございます。今日も、すばらしい後光です」
荘厳「ありがとう」

口には出さないが男のまぶしすぎる笑顔はもはや俺に欠かせないものになっていた。
細くなる目、24度釣りあがる口、そして、笑顔でしか見ることのできない笑窪。
その全てが荘厳にとってはなによりもかけがえのないものになっていた。

口には出さない。出せば消えてしまうような気がしたから。
心から君を見ていたい。無邪気な君が隣にいるすばらしさを。


ダメだwwwwwwうまくいかねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww



28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 04:53 ID:EsGfMVePO
>>27
ちょww荘厳さん男ww



35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 06:07 ID:O1n4PxEY0
男父「そういえばな、父さん今日天使に会ったんだ」
男母「……」
妹「……」
男「……」
男母「お父さん、仕事が辛いなら無理しなくてもいいのよ」
妹「そうだよパパ、たまにはゆっくり休んで…」
男「過労死とかやめてくれよ親父」
男父「…父さんをそんなに痛いものを見るような眼で見るものじゃないぞ」
妹「だって……天使って…」
男父「とにかく、天使だったんだ。こう、直視できないほど光り輝いて、バックには白百合を背負って…」
男「!! そして何故かフルオーケストラのバックミュージック!?」
男父「おぉ男! 良くわかったな!」
男「やっぱり荘厳さん!!!」



さすがにネタ切れwww



40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 07:37 ID:g69gT9oOO
フローラル保守―

―って>>38
IDが無駄!
男「荘厳さん!!!」



38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 07:04 ID:MUDAPtp/O
ほす



41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 07:38 ID:dB6Pt0/j0
>>38奇跡だwwwww



42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 07:51 ID:MUDAPtp/O
>>38って誰だと思ったらwwwwwwww

「皆様、おはようございます
 早朝から保守の作業、お疲れ様ですわ」



43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 07:54 ID:g69gT9oOO
>>42
ちょっwwwww眩しすぎて見えねぇwwwwwww
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by SouGons | 2006-08-04 21:28 | 荘厳さん

続・荘厳さん その2

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 09:35 ID:sx3r57N30
自動保守が2回しか発動してなくてバロスwwwwwww

そんなおまいらに荘厳さんが何かお礼をしてくださるそうです
さあ、何を望む?



53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 09:38 ID:PhYnGn0Y0
一緒に海へGO!



58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 10:27 ID:sx3r57N30
荘厳さんの水着

荘厳「やっぱりこんな格好で来るべきではなかったのかもしれませんね」
男「…どうしたの?」
荘厳「学校指定の水着なんか着ているの、私だけみたいですもの。ほら、みなさんあんなに不思議そうに」
男「(後光が眩しくて何を着ているのか見えなかったけど、スクール水着だったのか…)」


荘厳さんと海の家

男「そろそろお腹空いたね。海の家にいって何か食べようか」
荘厳「私はカレーをいただきますわ」
客1「俺もカレー!」
客2「俺も俺も!!」
客3「こっちもカレーだ、2人前くれ!!!」
客達「うーまーいーぞー!!!!!!!!!」
男「(海の家名物『粉っぽくて具のないカレー』があっという間に売り切れに…)」


荘厳さんと帰りの電車

荘厳「今日は楽しかったですね」
男「うん、楽しかったね(…色々大騒ぎにもなったけど)」
荘厳「あんなにはしゃいだのは久しぶりです…私、眠くなってきてしまいました…」
男「乗り換えもないし、1時間くらいかかるし、寝ちゃってもいいんじゃないかな」
荘厳「申し訳ありません、お言葉に甘えさせていただきます…すぅすぅ…」
男の肩に頭を乗せて眠ってしまう荘厳さん。
男「(可愛い寝顔だなぁ…っていうか荘厳効果で動けねえ…!!)」
結局、そのまま乗り過ごしてしまいましたとさ。



59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 10:36 ID:4C5ZDUyX0
荘厳さんの趣味ってなんだったら萌えるかね?

>>58
GJ



67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 11:32 ID:EsGfMVePO
荘厳「男さん、おはようございます」
男「おはよう荘厳さん…って凄いクマだよ荘厳さん!!BGMも心なしか暗い!!だ、大丈夫!?」

ふらりと椅子に座り込む荘厳。

荘厳「大丈夫です。昨日はちょっと…」
男「(ゴクリ…)」
荘厳「酔っ払いのおじさんに引っ掛かって、トキワから先に進めなくて…」
男「初代ポケモンで徹夜!?」
荘厳「もうフシギバナです」男「だいぶLV上がっちゃってる!?」


オチなし保守



68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 11:35 ID:GmxngczZO
>>59
部活でもあるリコーダー



69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 11:38 ID:4C5ZDUyX0
>>67
GJ

>>68
総括すると
微妙な古さのゲームとリコーダーでおk?



73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 11:53 ID:GmxngczZO
>>69
個人的にはピアニカも捨てがたい。



70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 11:46 ID:EsGfMVePO
>>69
周りから見てゲームはどんな風に美化されるんだろうなw



74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 11:54 ID:4C5ZDUyX0
>>70
スペランカーとかでも
もうすごいスペクタクル映像になるかもねwww



64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 11:08 ID:mKLw45n40
過疎の間にお題募集・・・書けるかどうかはわからんけれど



65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 11:11 ID:pDDZrMS4O
>>64
熱中症で



72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 11:53 ID:O1n4PxEY0
荘厳「暑いですわ…」
男「ホントに、どうかしてる」
友「しかもこんな日に体育館でバスケとか…」
荘厳「……」フラッ
男「うわぁ!?」がしっ
友「そ、荘厳さんが倒れた!! 男ナイスキャッチ!!」
男「そんなことはいいから!!! 俺は荘厳さんのオーラで動けないから、早く先生と保険医を…」

バターン! バターン!
ぶわぁぁぁ!!

男「な、体育館の扉という扉、窓という窓が全て開いて…」
友「心地よい風が流れ込んでくる!!!」
荘厳「ふぅ…涼しいですわ…」
男「おぉ! 良かった、荘厳さんが復活した!!」
友「さすが荘厳さん!!」
荘厳「え…? き、きゃあ!! 男様、そんな大胆な!!!」
男「ぎゃぁぁぁぁ!!!!」
友「あぁ!! 男が荘厳さんの恥じらいのオーラで吹っ飛ばされた!!!」
男「フ…抱きとめた…まま…だった、ぜ…」ガク

友「男ぉぉぉぉぉぉ!!!!!」



76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 12:01 ID:NIXeVY040
~熱中症~

男:なんかよくわからんうちに俺と友人と荘厳さんは海に行くことになった。
  (何故か理科教師までついてきやがった)
  途中までは楽しかったんだ。途中まではね。でもさ、急に意識が遠くなって─

荘「キャァァァァ!男様!男様っ!?しっかりしてください!」
友1「荘厳さん落ち着いて!熱中症だな・・・とにかく日陰で冷却するんだっ」
友2「これはかなり酷いぞ、病院に運んだ方が良さそうだ」
友1「だ、だが来るときに見たろう、道路は渋滞だし、最寄の病院までは歩いて行ける距離じゃない・・・」
荘「そんな・・・男様! あぁっ、神様・・・どうか男様をお助けください・・・!」
友2「クソッ!どうする どうする・・・っ!」
荘「ぅぅっ・・・・・!   !そうだわっ!お父様!お父様~っ!!!」

と、荘厳の叫びが数回エコーした後、すさまじき轟音とともにあたりが強い光に包まれた
ザバ!ドドドドドドドドドドドドドドド!
友1「こ、これは・・・・・!?」
光が消えるとともに砂浜に姿を現したのは凄まじきオーラを放つ謎の漁船であった
荘「お父様っ!どうか彼をすぐに病院まで運んでさしあげて下さい!」

すると突如男の体は柔らかな光に包まれ、ふわりと宙に浮き漁船の操舵室へ吸い込まれていったのである
次の刹那、漁船はまばゆい光を放ち三人の眼前からは消えていたという。


男:次の日の朝、俺が病院で目を覚ました後に友から聞いた話はここまでだ。そして─

友1「おい男、この記事見てみろよ!」
と、友が差し出した朝刊には「病院の屋上に謎の漁船出現」「激しい光とともに消失」などの記事が踊っていた
男「荘厳さん!!!」



77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 12:10 ID:EsGfMVePO
>>76
荘厳父が神にww



82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 12:31 ID:BCnvVWYEO
だから荘厳父はZ戦士かなんかかとwwwwwwwwwww



84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 12:42 ID:NIXeVY040
~おまけ~

男「荘厳さん、この間俺が熱中症になったとき助けてくれたんだろ?ありがとう」
荘「そ、そんな…男様にお礼を言われるだなんて・・・照れてしまいますわ・・・」
男「いやいや。ほんとにありがとうね。」
男「それはそうと、俺こないだの事よく覚えてないんだよね。一体どうやって助けてくれたんだい?」
荘「えぇ、あのときは私のお父さm…ハッ!ゲフンゲフン!・・・・・神様に祈ったの、どうか男様を助けてあげてってね。」
荘「うふふ、不思議なできごとって、あるものですね♪」
男「荘厳さん!!!」





ちなみにあの日理科教師は海の家で寝タバコによるボヤ騒ぎを起こしてそれどころではかったそうだ
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by SouGons | 2006-08-04 21:27 | 荘厳さん

続・荘厳さん その3

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 12:42 ID:EsGfMVePO
~球技大会~

男「女子は女子で枠がある筈なのに、どうして俺が荘厳さんとテニスなんだ…」
荘厳「男様、どうかしましたかー?」
男「な、何でも無いよ!よーし、サーブどうぞ!」
荘厳「では…それっ!」

荘厳がサーブを打った瞬間、辺りに光が拡散する。

男「うわっまぶし…って、あれ?ボールの様子が…ッ!?」
友「ラケットで打ったボールがッ!鷹へと変化していくゥッ!」
男「まさかこれは」
男・友『ゴールドエクスペリエンスッ!?』


荘父「とうとう始まったか…」
男「荘厳さんのお父様!?」



87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 13:08 ID:pPTYf11i0
>>83
友「ラケットで打ったボールがッ!鷹へと変化していくゥッ!」
男「まさかこれは」
男・友『ゴールドエクスペリエンスッ!?』
 ヘ○ヘ
   |∧
  /



95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 13:38 ID:NjYHtS+XO
d0081516_22432525.jpg

写真で保守(荘厳さん 1歳時の写真)



97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 13:53 ID:6vB5SD4a0
>>95
コワスwwwwwwww



107 名前:なんかうまくいかない。 投稿日:2006/08/04(金) 14:46 ID:7UaxvtRs0
帰り道

男「荘厳さんの得意楽器はリコーダーなんだよな」
荘厳「はい、リコーダーの音色が私、大好きで…。
    でもリコーダーを部活でやるようなところってあまりないですし、
    ちょっと落ち込んでいたんですよ。やっぱり一人でやるしかないのかなぁって」
男「まぁ、音楽の授業くらいだもんなぁ、リコーダーなんて」
荘厳「それで落ち込んでいたら、先生が…リコーダー部の設立を認めてくださって」
男「リコーダー部!?」
荘厳「あまり活動はできないのですけど、時々集まって練習しているのですよ?」
男「へぇ……部員が気になるところだが、それはおいといて…
  俺、また荘厳さんのリコーダー聞きたいな、と思ってさ」
荘厳「ふふ…じゃあ、吹きながら帰りましょうか」

 ぴろりぴっぴーろりぴっぴーろりぴろりぴろりろぴろりろりろりろり~~

男「うああ…ま、まるで夏の夕暮れ時の草原の中を進んで行くような風がっ!
  地平線に沈んでいく夕日が俺達の影を長く伸ばして…荘厳さんの影が、天使の形を作っているぜ!?」

 ぴろりぴぴぴ~らりらりらりぴぴ~らりらりら~
 ざっざっざっざっざっざ

男「ん…ざっざっざ?」

男「はっ! 笛の音に惹かれて人々が列をなして荘厳さんについてきている! こ、これは…」

男「ハーメルンの笛吹き!?」



111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 15:10 ID:jt2Rl6y10
     _   _l l_   _l l_
   //[][]  ̄l lニ、ヾ   ̄l lニ、ヾ _l l_
   ヽヽ-,   く ノヽ-ゝ   く ノヽ-ゝ  ̄l lニ、ヾ
      ̄                 く ノヽ-ゝ
     ヽ、       /ニニヽ              /
       ヽ_      / o  o l            /
       \\.   く u_'_ ゝ           ,'
         \\_/ '――‐' |_          l   ツンデレは前例がある分あつかいやすいし
           ,k´ \l ̄ ̄ ̄/::::::::l`ヽ、       i     素人から玄人まで幅広く使われているねらーの基本ジャンル
         /| ↑、 /\_.ノ:::::::::::ヽ  ヽ     |    対して荘厳は見た目なんかはツンデレとほとんど変わらねぇが
.        / | /:::::::::\/ヽ:::::::::::::::::::', ! `、    |    あえてツンが出ない様に腰が低い分
       / l/:::::::::::::::::::`ヽニ=::::::::::::::V   i   <    オーラと天然をかなり増加させて
.      / /::::::::::::::::::::::::::::::\\:::::::::::::ヽ   |   |    萌えより笑いを目的とした
      /  i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\\:::::::::::i  !  |    玄人好みのあつかいにくすぎるジャンル
     /   |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\\:::l´  \ .|    使いこなせねぇと素直シュールより恋愛が絡まない
.    / -、  |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ 刃―、-゙ |    ただのお嬢様みてぇなもんだってのに
    ´/   Y:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`メ,   ヽ、|    何で俺とかは?
    /   /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|    | ',
.   /  /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ   |  ヽ
  /  /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ  |   \

保守



114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 15:28 ID:jt2Rl6y10
国語「はい、じゃあ男さん、続きを読んでください」

荘厳「すやすや…」
男「(あ、荘厳さんが居眠りしてる。珍しい。
  しかし荘厳さん、いつ見ても神々しいよなあ…。
  こうして眠っていてもどこからともなく花のワルツとか聞こえてくるし
  教室の中のはずなのに雲間から差す光が荘厳さんに
  降り注がれているような幻覚さえ見えるぜ)」
国語「男さん、男さん!」
男「あ、はい!」
国語「続きを読んでください」
男「…ボソボソ(どこだっけ)」
男友「ゴニョゴニョ(6段落目の「壮大な~」から)」
男「…え~、 荘 厳 なアルプスの山々が」
男友「コラ」



141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 17:19 ID:EsGfMVePO
荘厳?「君がっ!謝るまで!殴るのを止めないッ!」
男「ええっ!?いたっ!痛い痛い!どうしたの荘厳さん!?くそっ、オーラのせいで動けないッ!」
荘厳「どうしました男様!」
男「あれなんで教室の扉から荘厳さんが…ってあれ?俺を殴っていた荘厳さんが消えたっ!?」
友「ま、まさか、今のは…」
荘父「新たな力、か…」


男・友「お父様っ!?」


保守



142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 17:20 ID:G4BYxVTk0
全然関係ないけど今BSでライムライト見て猛烈に感動してきたところです。

それはそうと過疎っぽいので何かお題募集。
書けるかどうかはわからんけれども。



145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 17:22 ID:jt2Rl6y10
保守
お題…季節はずれだけどクリスマスとかどうよ
きっと荘厳だ



150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 17:34 ID:G4BYxVTk0
>>145
ちょwwwそれは旬な季節が来るまで待とうぜwwwww
それまでこのスレが続くことを祈りつつw



151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 17:36 ID:1PNMaPvQO
じゃあ荘厳さんのお墓参りにしようぜ
きっとえらいことにwwww



152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 17:38 ID:jt2Rl6y10
>>150
二行目はかなり無茶だwwwww
そうなるといいけどwwwwwwwww

>>151
そういやお盆の季節だな



159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 18:14 ID:G4BYxVTk0
~お墓参り~

荘「えっと、水でお墓を流して、お線香も焚いた・・・」
荘「う~ん・・・しかしまだ何か忘れているような気がしますね・・・・・」

2つ隣のお墓にお参りに来てた家族の娘「マ、ママ、あぅ、あ、あそこのおはかとおねえちゃん、ひかってる・・・!」
その母「え?─」

荘「あ!そうだわ!私ったらお花を買うのを忘れてしまったじゃないの・・・」
荘「困ったわ・・・どうしましょう・・・・・?」」
荘「・・・・・・・・・・」

バサァッ!

娘「!背中に花が!」
母「!!じ、自分の後ろから花を抜き取った!?」

荘「・・・・・ハッ!何で私お花を持ってるんでしょう・・・?」
荘「・・・まぁいっか、きっとご先祖様がくださったのね♪」

荘「えっと、あとは~・・・・・」
荘「そうだ、お供え物もしなくちゃいけないわね~」
他の墓参りに来た大勢の人々「「「「「この品をどうかお納めください!」」」」」
荘「あ、あらあら、どうもすみません皆様・・・・・」



160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 18:16 ID:jt2Rl6y10
もう荘厳とか越えてるwww



164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 18:33 ID:dB6Pt0/j0
>>159厳かにGJ
>2つ隣のお墓にお参りに来てた家族の娘
NAGEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!?



168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 18:44 ID:G4BYxVTk0
しまった、>>159 の一番最後に 男「荘厳さん!!!」 を付けるのを忘れていた・・・!



169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/04(金) 19:06 ID:jt2Rl6y10
>>168
ちょwwww
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by SouGons | 2006-08-04 21:26 | 荘厳さん