続・荘厳さん その8(黒荘厳Ⅱ)

644 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 04:16 ID:EBNI7zroO
黒「誰もいないのかしら?」
荘厳「そう、みたいですね…」
黒「だったら都合がいいわ。二人で楽しみましょう」
荘厳「えっ…ん、んぅ…はぁ…」


男「くそっ!二人の百合オーラで何が起こっているかさっぱりだ!」


保守



652 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 06:00 ID:xh18RAM2O
結局眠れなかったんで早朝一発目に
なんかもうホントすみませんでした

満月は人々を狂わせる。太古の昔から言われてきたことだが、俺は彼女に出会ってからこの言葉をよく思い出す。
普段は深夜に出歩くことなどなかったのに、その日は寝る前に満月を見てしまい、つい散歩に出てしまった。
気の向くままに歩いていると、いつのまにか公園に来ていた。一休みしようとしてベンチへ向かうと、そこには先客がいた。
背にかかるほどの銀髪を額の真ん中で分け、黒いパンツスーツを着ている女性だった。足を投げ出して、月を仰いでいる。
彼女を見てからは通りの騒つきが、何故か聞こえない。静謐な空気を持つ女性だった。



654 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 06:02 ID:xh18RAM2O
変質者に間違われないうちに帰るか、そう思ったときに、彼女が口を開いた。

「良い月ですね。」

たった一言だけだったが、その低い声は並の男を虜にするには十分な程魅力的だった。

「ええ、僕もこの月を見に出てきたんです。」

普段の俺なら、こうもすらすらと初対面の人と話すことは出来なかったろう。
しかし彼女には、そうさせるだけの魅力があった。今思えばそれも罠だったのだが……
彼女が冗談めかして言う。



655 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 06:03 ID:xh18RAM2O

「あら、こういうときはお世辞でも『貴女の方が綺麗ですよ』と言うものでは?」

「申し訳ありません。貴女の美しさに言葉が出なかったもので。」

我ながらよくもあんな歯の浮くような台詞が出てきたものだと思う。こうして距離を近付けた俺たちは微笑み合い、口付けをかわした。
最初俺が握っていた主導権もいつのまにか彼女に移り、気が付いた時には既に首筋に噛み付かれていた。
そこから先は体が思うように動かせず、彼女の思うがままにされていた。
童貞を奪われなかったのはそれが彼女の思いやりからであるからなのか、それともただ単に俺に性的な魅力がなかっただけなのか、俺にはわからない。
あの日を境に彼女は俺にとって絶対の存在になった。しかしそれは、彼女が主だからであるというだけではないと信じている。

だから、俺は今日も彼女にこの首筋を差し出すのだ。



656 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 06:06 ID:xh18RAM2O
結局黒荘厳なのか妖艶なのかどっちつかず('A`)
なんかもうごめんなさいすいません許してください
ものをなげないで



780 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 14:38 ID:EBNI7zroO
はじめまして、でいいのかしら。
貴方がここに来るのは初めてでしょうし、きっと合ってるわね。
ここには、世界中から色んな人が集まるの。
例えば…向こうの彼。
彼はここに来るまでに、208人もの人を殺した。
しかも、全ての死体をバラバラにして。
何が彼を駆り立てたのかは、誰にも解らない。
でも、彼がここにいるって事は、彼が何かしらの罪を感じているって事。
ふふ、貴方はどうしてここに来たのかしら。
ところで、どうしたの?
さっきから辺りを伺ってばかりじゃない。
…ああ、そうか。
ここがどこか説明して無かったわね。
ごめんなさい、貴方みたいな人って珍しいから、すっかり忘れてたわ。
では、改めて。
はじめまして、ここは罪を背負い死んでいったものの集う街。
地獄へ、ようこそ。



798 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 16:14 ID:uclkS6dO0
夜中、夢見が悪くて目が覚めた。
完全に覚醒しきっていない目が、ぼんやりと暗い部屋を映す。
男「……ここは?」
見慣れない広い部屋。アンティーク調に揃えられた家具。天井から吊り下がるシャンデリア。
どう見ても俺の部屋ではない。
???「…こんばんは」
男「っ!?」
広い部屋の隅の暗闇に溶けるように、少女は立っていた。
絵画からそのまま出てきたような、美しいという言葉すら陳腐に感じる立ち姿。
わずかに唇の端を持ち上げただけの微笑み。それから感じる、凄まじい威圧感。
誰だと聞くことすら忘れて、俺はその少女を見つめていた。
黒荘厳「初めまして…ですわね。男様」
言葉をかけられて、ようやく思考が再び動き出す。
男「お、お前は誰だ? ここは…」
黒荘厳「あら、自分のお部屋をお忘れですの?」
男「…俺の部屋には、あんな趣味の良い家具もシャンデリアもないが」
黒荘厳「それでも、ここはあなたの部屋ですわ」
男「…ああ、これは夢か」
黒荘厳「ふふ、そうかもしれませんわね」
少女は一歩一歩、俺へと近づいてくる。
ベッドから起き上がることも出来ず、彼女の放つオーラに圧倒されて、金縛りにあったように動けない。
黒荘厳「いい子ですわ…男様」
男「そりゃ、どうも…」
彼女は俺の目の前まで来ると、今度は顔を近づけてきた。
口付けでもされるのかと思い、少し胸が高鳴る。近くで見ると、彼女の美しさはより一層の迫力を感じさせた。
しかし彼女の唇は俺の唇をすり抜けるように、俺の首筋へと…

黒荘厳さんわかんねえwww
吸血鬼なのか?



799 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 16:18 ID:ra/nzXgBO
>>798
黒荘厳さんの放つ雰囲気スゴス・・・(゚д゚)




815 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 17:31 ID:flcbKQ/r0
黒荘厳を描いてみた
画像汚くてごめんね

d0081516_0254925.jpg




817 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 17:38 ID:3Xd8oYQH0
>>815
オーラがwww



818 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 17:39 ID:i/IUUrTF0
>>815うおっGJっ



862 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 21:27 ID:EBNI7zroO
男「陶芸って…意外と難しいんだな…っああ!また崩れた!」
友「お前って意外と不器用だよな。…ぃよし、湯飲み完成!」
男「もう出来たのかよ…ん?お、おい!荘厳さんの方見てみろ!」
友「ん…ってええ!?陶芸の先生が土下座して教えを乞いてる!?」
男「しかも荘厳さんちょっと得意気!?」
友「いや、違う…あれは…」

黒荘厳「もっと心を込めて土下座しないと教えませんよ?」
男・友『黒荘厳さん!!』


863 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 21:33 ID:JwhjUKbjO
>>862
何を教えるのかが気になる



864 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 21:35 ID:QfdVo04W0
>>863
教えるんじゃなくて目覚めさせるんだよ



865 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 21:35 ID:/ZeNKVK3O
すっげえ偉そうwwGJww
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by SouGons | 2006-08-07 00:26 | 荘厳さん


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