574 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 00:04 ID:g3uzffy/0
荘厳さんの亜種で妖艶さんというのが思いついたが荘厳さん以上にかわいそうなネタしか思い浮かばなかったので破棄した 576 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 00:07 ID:EBNI7zroO >>574 破棄するとは勿体ない さ、詳しく聞こうか 577 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 00:11 ID:3EhNzDZ00 想像すると…… 妖艶「あらぁ、男君…おはよう」 男「よ、妖艶さん!!!」 妖艶「ふふっ……今朝も元気、なのね♪」 男「い、いや、そ、そんなことは…」 妖艶「昨日の宿題、やってきたかしらぁ?」 男「ああ、やってきたけど…」 妖艶「ちょっと、わからないところがあったの…、オ・シ・エ・テ?」 男「も、勿論だよ妖艶さんっ!」 みたいな非常に女性受けが悪そうなキャラが思い浮かぶんだが 580 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 00:14 ID:g3uzffy/0 >>576 ・周囲が妖艶な雰囲気に ・荘厳さんと違い自分の能力を認識している ・普通の子だけど能力のせいで周囲に誤解されまくり ・人間関係のトラブル多発 ・優しくしてくれる人に弱いが大抵だまされる こんな感じなんだぜ 582 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 00:15 ID:89EDGHJc0 >>577 '`ィ (゚д゚)/ 普通に振舞っているのに何故か周囲の野郎どもが骨抜きになり女子は百合に走る。そんなキャラがいいと思います!! 596 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 00:43 ID:uCRh1mu60 まだ残ってたのか。さすがだな。 ネタも増えてるし・・・ 昨晩の流れで黒荘厳さんの話が出るかと思ったがそうでもないのな。 598 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 00:44 ID:dMR1pT5p0 黒荘厳さんはスレチになりそうだったのでぐっと堪えた俺が保守 610 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 01:32 ID:/KEr3hIp0 ・ヴァンパイアでファンタジー ・学園ネタで荘厳さんのライバル ・学園ネタで荘厳さんの暗黒面 ありそうなのだとこんなもんか? 612 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 01:43 ID:xh18RAM2O 俺のイメージだと黒荘厳さんの基本BGMは魔王 615 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 02:09 ID:EBNI7zroO 満月の下で女が踊っていた。 月明りに照らされた舞台で、優雅にその長い髪を翻しながら。 辺りは張り詰めた空気に満たされている。 タン、タンと軽やかなステップ。 しかしその挙動の一つ一つには力が溢れている。 大きく移動、そしてターン。 時間は瞬く間に過ぎていく。 俺は、ただただその美しさに目を奪われていた。 どれほど経っただろう。 女はひとしきり踊った後、こちらを振り向いて言った。 「こんばんは。いい夜ね」 「ああ、とてもいい夜だ。こんなにも月が明るい…ん?」 「ふふ、どうしたのかしら?」 「いや…」 女の持つ違和感に気付く。 女の目は、金色に輝いていた。 618 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 02:23 ID:EBNI7zroO 「こんな所にお客様なんて、珍しい事もあるのね」 「あ、ああ。街に仕事に出ていてね。たまたま今日は帰りが遅くなったんだ」 一歩、女が近寄る。 ゆらりと光る二つの瞳に足が竦む。 「ふうん、じゃあ貴方今、一人なのかしら」 いけない、このままではいけない。 どくんどくんと心臓が鳴る。 「あら、どうして震えているの」 女は一歩、また一歩と近付いてくる。 後退り…出来ない。 体は石になったみたいに動かない。 「ねぇ、一緒に遊びましょ?」 俺の首に手を回しながら、女はそう言って笑った。 ここで意識が途切れる。 俺が最後に見たのは、金色から姿を変えた、紅く染まった満月だった。 629 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 03:22 ID:EBNI7zroO 気が付くと、俺は家のベッドの上にいた。 一体、何が起こったのだろう。 記憶が朧げだ。 確か、妙な女に会って… 全身を確かめたが傷一つ無かった。 調子が悪いわけでもない。 むしろ体調はすこぶる良い。 …考えない方が良いのかもしれない。 気が狂った訳でもないだろう。 何より、こんな不気味な事はこれ以上考えたくない。 気を取り直して、時計に目を移す。 6時29分。 仕事までもう少しあるな。 「シャワーでも浴びてくるか…」 630 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 03:23 ID:EBNI7zroO 仕事が終わり、自宅へ着く。 昨日の事があったので、今日は早引けした。 ボーッとする事が多く、上司に帰されたというのもあるが。 「はぁ…」 こんな日は、早く寝るに限る。 俺は早々にベッドに潜り込み、眠りに落ちた。 この時、俺は気付かなかった。 壁に掛けられたカレンダーには、今日の日付に赤い丸。 付けた記憶の無い、赤い丸… 631 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 03:24 ID:EBNI7zroO 足が何かに引っ掛かって、ハッとする。 「ここは…って、まさか!?」 気が付くと、俺は女と出会った場所にいた。 なぜ、いつ、どうやって!? …訳が分からない。 体中に嫌な汗をかき始める。 辺りには張り詰めた空気が漂っている。 女が、近くにいる…。 そんな予感がした。 とにかく、家に戻らないと。なんでこんな所にいるのかだとかは帰ってからでも出来る。 そう思い、帰路に就こうと振り返ると、 そこに、あの女がいた。 632 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 03:27 ID:EBNI7zroO 「うわっ!?」 驚いたあまり、尻餅をつく。 慌てて後退ろうとするが、腰が抜けたのかそれも叶わない。 そんな俺を見て、女は笑って言った。 「そんなに怯えなくて良いわ。とって食べはしないから」 女の目は、前と同じ金色。 「じゃあ…」 「ん?」 「なぜ俺はここにいる!記憶も抜けている!お前は人間とは思え無い!なぜ…なぜ…!」 女は俺の怒声に少しも怯む事無く、悠然と構えて言った。 「それはね、魅了されたからよ」 633 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 03:29 ID:EBNI7zroO 「魅了、だって?」 「ええ」 女は後ろを振り返って、夜空を仰ぐ。 つられて見上げると、満月が雲一つ無い空に燦然と輝いていた。 血に濡れた様な、紅い、満月。 顔だけ振り返り、女は話を続ける。 「貴方は紅い満月に導かれて、私に出会って、魅了されたの」 「そんな事…」 「無いと言い切れるの?」 そう言い放つ女の視線に、背筋に電気が走った様にぞくりとなる。 「魅せられた貴方は、満月が出ている間だけ、その逢世を楽しむの」 からかう様に女は笑う。 「知ってる?魔女って、心をすっかり魅了して、虜にしてしまうのよ?」 634 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 03:31 ID:EBNI7zroO 恥ずかしいから人がいない時に投下した そして妄想満点の文章なんで、まあ、なんだ、叩かないであげて下さい(;・ω・) 635 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 03:34 ID:22rWm+yZ0 >>634 いや、GJだ。誰がお前の作品を叩くというのだ ∧_∧ パーン ( ・∀・) ⊂彡☆))д^ )←>>634 638 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/06(日) 03:38 ID:dMR1pT5p0 作品は叩かなくても作者は叩くのかwwwwwwwwwwww >>634 乙、確かにこれは黒っぽいな これに荘厳成分が入れば完璧だと思うお
by SouGons
| 2006-08-07 00:21
| 荘厳さん
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